ペタ殺人事件
法律事務所は異様なほど暖房が効いていた。
僕はダウンジャケットを脱ぎ、
担当弁護士をパーテーションで区切られた一室に呼んだ。
「これは証拠物として有効なのでは?」
と僕はダチョウの卵大の石を一つ差し出した。
弁護士は少し首を傾げながら言った。
「これだけでは弱いでしょ。自分がペタをしましたと証言してくれればいいのですが」
「それはどうでしょう?顔が割れるのを恐れています。なんせ、彼は『いいね』派ですから」
僕は続けた。「それにPCからだと、プロフィールに飛ばないとペタは出来ません。
あ~、いや、おねだりボタンが設置されていれば別ですが・・・」
弁護士は額の汗を拭きながら言った。
「なるほど、そんな手間をかける時間があったかどうかだな」
僕はニンマリして言った。
「ですが、スマホからだと、ブログからペタが出来るのですよ」
「ほぅ、それなら時間はあったはずだな」
「そうアリバイは崩せます。しかし、この部屋、どうしてこんなに暑いんです?」
僕もハンカチで額の汗をぬぐった。
「だってここは赤道直下、アマゾンですぜ、ダンナ」弁護士の声音が変わった。
「アマゾンって???」
そこで目が覚めた。
布団の中がムンとしている。暑い。
先日は、寒くて目が覚めたが
今朝は蒸し暑さにうなされるように目が覚めた。
どうも昨夜から気温が少し高かったようだ。
その上、掛け布団を厚いものにし、オイルヒーターを入れていた。
目覚めるやいなやバテている。
しかし、うなされるような睡眠の時というのは、
どうしてこんなにも夢の内容を鮮明に覚えているのだろう?
会話の内容もほぼこんな感じだった。
何日か前から、アメブロのペタやらいいね!やらの変更があった。
お邪魔しましたという程度のご挨拶ペタは
そんなに毛嫌いする程のものでもないだろうが、
それ以上凝った事をして何の意味があるのだろう?
七面倒臭い事をするもんだと思っていた。
それがそのまま、何らかの事件になって夢に現れた。
僕はなんて単純なオツムをしているのだろう。
我ながら呆れる。
しかし、この支離滅裂な夢の続きを見たい。
僕の頭の中で一体、どんな事件が起こっているのだろう?
そして、どんな結末になろうとしているのか?
うまくいけば、小説化出来るかも知れないではないか。
今夜は、何とかこの夢の続きをみなくちゃ・・・

僕はダウンジャケットを脱ぎ、
担当弁護士をパーテーションで区切られた一室に呼んだ。
「これは証拠物として有効なのでは?」
と僕はダチョウの卵大の石を一つ差し出した。
弁護士は少し首を傾げながら言った。
「これだけでは弱いでしょ。自分がペタをしましたと証言してくれればいいのですが」
「それはどうでしょう?顔が割れるのを恐れています。なんせ、彼は『いいね』派ですから」
僕は続けた。「それにPCからだと、プロフィールに飛ばないとペタは出来ません。
あ~、いや、おねだりボタンが設置されていれば別ですが・・・」
弁護士は額の汗を拭きながら言った。
「なるほど、そんな手間をかける時間があったかどうかだな」
僕はニンマリして言った。
「ですが、スマホからだと、ブログからペタが出来るのですよ」
「ほぅ、それなら時間はあったはずだな」
「そうアリバイは崩せます。しかし、この部屋、どうしてこんなに暑いんです?」
僕もハンカチで額の汗をぬぐった。
「だってここは赤道直下、アマゾンですぜ、ダンナ」弁護士の声音が変わった。
「アマゾンって???」
そこで目が覚めた。
布団の中がムンとしている。暑い。
先日は、寒くて目が覚めたが
今朝は蒸し暑さにうなされるように目が覚めた。
どうも昨夜から気温が少し高かったようだ。
その上、掛け布団を厚いものにし、オイルヒーターを入れていた。
目覚めるやいなやバテている。
しかし、うなされるような睡眠の時というのは、
どうしてこんなにも夢の内容を鮮明に覚えているのだろう?
会話の内容もほぼこんな感じだった。
何日か前から、アメブロのペタやらいいね!やらの変更があった。
お邪魔しましたという程度のご挨拶ペタは
そんなに毛嫌いする程のものでもないだろうが、
それ以上凝った事をして何の意味があるのだろう?
七面倒臭い事をするもんだと思っていた。
それがそのまま、何らかの事件になって夢に現れた。
僕はなんて単純なオツムをしているのだろう。
我ながら呆れる。
しかし、この支離滅裂な夢の続きを見たい。
僕の頭の中で一体、どんな事件が起こっているのだろう?
そして、どんな結末になろうとしているのか?
うまくいけば、小説化出来るかも知れないではないか。
今夜は、何とかこの夢の続きをみなくちゃ・・・
