考え問い続けるということ
・・・コメントにかえて・・・
前回の記事では沢山の励ましやご経験のお言葉を頂き、
本当に有難うございました。
こうしてお会いした事のない方々から、
温かい気持ちを頂ける不思議な世界。
ブログを続けていて良かったと
目を潤ませながら感謝しています。
人というのは多くの人の心に助けられ、
前向きに生きていく事が出来るんだとつくづく思いました。
驕らず、感謝の気持ちを持って日々を過ごさなければと思います。
父よ、僕はあなたのように胆も据わっていないし、強くもない。
だけど、あなたの透き通るような優しさは引き継がねばと思う。
----------------------------------------
今、一冊の本を鞄に入れている。お気に入りの一冊。
池田晶子著『事象そのものへ!』1991年発行。
帯には「天才の登場を鮮烈に告げた記念碑的作品」とある。
池田晶子・・・『14歳からの哲学』の著者と言えば、お分かりだろうか。
冒頭の「哲学への開放」の中に何度も何度も繰り返し読んだ箇所がある。
それについて、僕は僕なりに問い続けている。
〈抜粋〉
たとえば私たちは言ってきたではないか。
「あの人は死んだけれども、私のこころのなかで、いつまでも生きている」と。
素直に、あるいは、最後に手に入れた結晶のような想いとして。
そして、既にない人に向けて、ことばを紡ぎ続けるではないか。
私たちの、こころの形式は、いったい何なのだろう。
もしも宗教が、ただ、「阿片」であり、「偽善」であり、「超越的」であるだけだったら、
なぜ二千年ものあいだ、人類のこころを捉えていることができただろう。
なぜ私たちの感受性は、あのような繊細さ、
あのような高みにまで至ることができただろう。
私たち生まれてきたものは、死ぬまでは生きていくしかないのだろう。
先に死にゆくものたちを、こころの隅で見送りながら。
ただそれだけの事実の、何がいったい、
こんなにも悩ましく私たちのこころを追い詰めるのか。・・・
事象そのものへ![新装復刊]/トランスビュー

¥1,890
Amazon.co.jp
哲学は構築されるものではない。
感受したものを問うことだ。
夢をみるように問い続けてゆくことだ。と著者はいう。
直線で結べば早いものを、迷路のような道をたどり論じる哲学。
難しい事を難しい言葉で表現するのは容易い。
わたくしはまっとうな事をまっとうな言葉でまっすぐに語りたい、と。
読み進むにつれ、考え抜かれた言葉が
この本を埋め尽くしている事が分かる。
そして、その文章はとても美しい。
正確にはその文章は僕にとって、とても美しく感じられる。
僕を惹きつけて止まない哲学者・・・いや、文筆家。池田晶子。
はてさて、これから先、僕は何を考え何を掴んでいくのだろう。
前回の記事では沢山の励ましやご経験のお言葉を頂き、
本当に有難うございました。
こうしてお会いした事のない方々から、
温かい気持ちを頂ける不思議な世界。
ブログを続けていて良かったと
目を潤ませながら感謝しています。
人というのは多くの人の心に助けられ、
前向きに生きていく事が出来るんだとつくづく思いました。
驕らず、感謝の気持ちを持って日々を過ごさなければと思います。
父よ、僕はあなたのように胆も据わっていないし、強くもない。
だけど、あなたの透き通るような優しさは引き継がねばと思う。
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今、一冊の本を鞄に入れている。お気に入りの一冊。
池田晶子著『事象そのものへ!』1991年発行。
帯には「天才の登場を鮮烈に告げた記念碑的作品」とある。
池田晶子・・・『14歳からの哲学』の著者と言えば、お分かりだろうか。
冒頭の「哲学への開放」の中に何度も何度も繰り返し読んだ箇所がある。
それについて、僕は僕なりに問い続けている。
〈抜粋〉
たとえば私たちは言ってきたではないか。
「あの人は死んだけれども、私のこころのなかで、いつまでも生きている」と。
素直に、あるいは、最後に手に入れた結晶のような想いとして。
そして、既にない人に向けて、ことばを紡ぎ続けるではないか。
私たちの、こころの形式は、いったい何なのだろう。
もしも宗教が、ただ、「阿片」であり、「偽善」であり、「超越的」であるだけだったら、
なぜ二千年ものあいだ、人類のこころを捉えていることができただろう。
なぜ私たちの感受性は、あのような繊細さ、
あのような高みにまで至ることができただろう。
私たち生まれてきたものは、死ぬまでは生きていくしかないのだろう。
先に死にゆくものたちを、こころの隅で見送りながら。
ただそれだけの事実の、何がいったい、
こんなにも悩ましく私たちのこころを追い詰めるのか。・・・
事象そのものへ![新装復刊]/トランスビュー

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哲学は構築されるものではない。
感受したものを問うことだ。
夢をみるように問い続けてゆくことだ。と著者はいう。
直線で結べば早いものを、迷路のような道をたどり論じる哲学。
難しい事を難しい言葉で表現するのは容易い。
わたくしはまっとうな事をまっとうな言葉でまっすぐに語りたい、と。
読み進むにつれ、考え抜かれた言葉が
この本を埋め尽くしている事が分かる。
そして、その文章はとても美しい。
正確にはその文章は僕にとって、とても美しく感じられる。
僕を惹きつけて止まない哲学者・・・いや、文筆家。池田晶子。
はてさて、これから先、僕は何を考え何を掴んでいくのだろう。