長男、奮闘す
先週の事。
長男が玄関口に大きな荷物を3つ程置いて、何やら思案している。
明日、これを持って神戸まで行かないといけない。
で、何とか駅まで自転車で行けないかと思い悩んでいると。
自宅から最寄りの駅までは、1キロ弱。
「歩いて行けば?」と、言って1つバッグを持ち上げると、思いの外重い。
長男は、「みんな重いねん」と。
どう考えても、これは持つだけで精一杯。気持ちは分かるけど、自転車は無理。
荷物というのは撮影機材。自転車に積めれば楽だろうが、振動も怖いし、万が一落とすと大変な事になる。
今回は現場に直行しないといけないので、会社から少しずつ機材を持ち帰ってきていたらしい。
それが予想以上に増えたようだ。
兄弟に手伝って貰ったらと言うと、始発に乗らないといけないから、起こすと可哀想やと。
おいらが送らないといけないかと思ったが、家内が送るという事になった。
その日、三男が課題提出の為、徹夜をすると言っていたので、長男を4時に起こしてやってと頼み、僕は爆睡。
4時過ぎ、僕を除いてみんなガヤガヤとやっていたらしい。
結局、二男が車に荷物を放り込んで送って行った。
長男は、至極嬉しそうにしていたと。
しかし、一つの撮影でこんなに機材がいるのかと驚く。しかも重い。
その日は、三ノ宮の山手での撮影だったので覚悟はしていたが、坂道の連続に閉口したと言っていた。
長男は、去年の秋あたりから編集の仕事から撮影の仕事に戻りつつある。
一人、カメラマンが引退した為、その後釜に選ばれたという事だ。
まだまだ、先輩に教わりながらの撮影でハードだけど、現場に出られて楽しいと。
以前、仕事で撮ったという京都や金沢などリノベーションされた粋な古民家風旅館の写真を見せて貰った事がある。
確かに「ほぅ〜」とは思ったが、それがプロの域なのかどうか、僕には分からない。
こう言った芸術性が必要な仕事は、技術だけだなくその人のセンスが如実に出るものだと思う。
・・・まあ、どんな仕事でもそうだろうけど、持って生まれたセンスというものがある。
さて、何をやってもスロースターターな長男。彼も磨けば光るのだろうか?