成穂堂七変化♪
慌ただしく2019年も過ぎ行こうとしている。
毎年、何か訳の分からないまま一年が終わってしまったと狼狽し、翌年に想いを託す事になる。
人というのは難儀なもので、ついつい出来ない理由を巧妙に作り上げ「ほらね」とか言って、自分の情けなさを棚上げにしてしまう。
今年はちと違った。
考える間もなく、二男が動き出すので、放ってはおけない。
兎に角、走りながら考えるという日々が続いた。
店の様子は、夏休みを機にガラリと変わり始めた。
以来、「ここ、いつからあります?」と、新規のお客がよく訪れるようになった。
或いは、「以前ここは何かの倉庫でしたよね」と言われる。
そんな事で、思い描く店づくりは始まった。
『お売りするのは温かく懐かしい思い出たちです』
これが、成穂堂のコンセプト。
少し横道に逸れる。
かつて何度か書いたが、僕は大学時代の四年間、本屋でバイトをした。
卒業後、すんなりではなかったが、やはり本屋に職を得た。
本屋と言ってもスーパーマーケットの書籍部と言ったほうが良いのかも知れない。
はしょるが、その後古本屋として独立をした。
今は、古本屋とは言えないが、それでも数万冊の在庫がある。
精神的にも経済的にも本に助けられていた事になる。
本には人の心持ちを変えるだけの力がある。
町には、そんな本たちの存在を人に伝える場が必要だ。
図書館が有ればそれでコト足りるというものじゃない。
本を扱い続けるという事は僕のライフワークだと思っている。
話を戻す。
僕は何屋になりたいのか?
随分長い間、纏わりつくような靄の中にいた。
僕がやりたい事は○○屋という名詞分類されたような枠に収まるものではない。
既に次の計画は動き出している。
僕には年末も年始もあまり関係ないが、
新年を迎えるというのは、気持ちを新たにするのに良いきっかけとなる。
多分、これが今年最後の記事となると思う。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。


