レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -157ページ目

成穂堂七変化♪

慌ただしく2019年も過ぎ行こうとしている。

毎年、何か訳の分からないまま一年が終わってしまったと狼狽し、翌年に想いを託す事になる。

人というのは難儀なもので、ついつい出来ない理由を巧妙に作り上げ「ほらね」とか言って、自分の情けなさを棚上げにしてしまう。

今年はちと違った。

考える間もなく、二男が動き出すので、放ってはおけない。

兎に角、走りながら考えるという日々が続いた。

店の様子は、夏休みを機にガラリと変わり始めた。

以来、「ここ、いつからあります?」と、新規のお客がよく訪れるようになった。

或いは、「以前ここは何かの倉庫でしたよね」と言われる。

そんな事で、思い描く店づくりは始まった。

『お売りするのは温かく懐かしい思い出たちです』

これが、成穂堂のコンセプト。



少し横道に逸れる。

かつて何度か書いたが、僕は大学時代の四年間、本屋でバイトをした。

卒業後、すんなりではなかったが、やはり本屋に職を得た。

本屋と言ってもスーパーマーケットの書籍部と言ったほうが良いのかも知れない。

はしょるが、その後古本屋として独立をした。

今は、古本屋とは言えないが、それでも数万冊の在庫がある。

精神的にも経済的にも本に助けられていた事になる。

本には人の心持ちを変えるだけの力がある。

町には、そんな本たちの存在を人に伝える場が必要だ。

図書館が有ればそれでコト足りるというものじゃない。

本を扱い続けるという事は僕のライフワークだと思っている。



話を戻す。

僕は何屋になりたいのか?

随分長い間、纏わりつくような靄の中にいた。

僕がやりたい事は○○屋という名詞分類されたような枠に収まるものではない。

二男が走り出したお陰で、そんなつまらない事に拘っている時間はないと気付かされた。




既に次の計画は動き出している。

僕には年末も年始もあまり関係ないが、

新年を迎えるというのは、気持ちを新たにするのに良いきっかけとなる。

多分、これが今年最後の記事となると思う。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。