レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -155ページ目

2020年事始め

明けましておめでとうございます。

皆さま、まったりとしたお正月をお過ごしでしょうか。

お陰様で、今年も僕は五体満足、厳かな気持ちで初詣に行く事が出来ました。

その後は映画を観ては食っちゃ寝で、呆けた三が日を過ごさせてもらいました。

本日から気合を入れて仕事に臨んでいます。

ところで、去年の手帳を廃棄する前に、パラパラとページをめくってみると、それはもう実にくだらない事しか書いていない。

最初のページには「身体づくり!」と書いてある。

思うに毎年、最初のページには「身体づくり!」と書いている。

そして、どうにも中途半端なまま、一年を終えている。

まるで政治家の公約みたいなものじゃないかと思う。

・・・今年はちと違う。

忘れもしない、去年の12月8日12時8分。

旧友が「kenさん、オレこの一年で体つきが完璧に変わったで。腹筋もパキパキよ。仕事の流れも全然変わった。身体づくりをすると、面構えも変わるで」

と、受話器の向こうからフッフッフッと笑いながら言うではないか。

この言葉で僕のやる気に、小さな火がついた。

そして、僕が所属していた道場の剣道仲間からの年賀状で、その種火にしっかり火がついた。

そこには「kenさん、私め晴れて六段に相成りました。つきましては、一本お相手仕る。早期の復帰を願う。フッフッフッ」と、不敵な文字が踊っていた。

その前には、同級生が七段教士になっている。

同級生は「kenさん、まっ、昇段するのが目的やない。敵は我にありですわ。負けなはんなや。フッフッフッ」と。

どういう訳か皆、最後に「フッフッフッ」と笑う。

しかし、彼等がそうなっていくまでの努力は相当なものだ。

そして、更に高みにを目指すその心の強さに圧倒される。

理由は兎も角、蚊帳の外でいつまでもヘナヘナダラダラしている自分のなんと情けない事か。

仕事をするにしても、しっかりした身体をつくるという事は、非常に大切な事だ。

まずはそこからだ。

「やっと尻に火が付いたか。ぐずぐず御託を言わず動け」と、もう一人の僕が言う。

12月8日にこれまでうやむやにして来た事にケリをつけようと決めたのは、おかしなものだと思う。

この日は、旧暦で事始めに当たるはず。

世の為、人の為、といった高尚な事を行うのではない。

単に自分自身の為だが、この決心をいつものように、サラサラと流してしまってはいけない。

試合でも昇段審査でもそうだが、ほんの数分の間に何年も鍛錬してきた結果がぶつかり合う。

それこそ、我の持つ「心・技・体」が試される。

今年は店づくりも頑張るが、身体づくりもガシッと行う。