堺我楽多屋成穂堂始動! | レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々

堺我楽多屋成穂堂始動!

うちの店休は木曜日。

 

祝日と被った場合は営業している。

 

普段、店休日と言ってもごそごそ仕事をしているので、体力的にはさして変わりない。

 

それに、仕事と言っても趣味の延長線にあるようなものなので、気楽に過ごしている。

 

という事で、成穂堂は22日の祝日は営業。

 

代わりに、23日を得手勝手な理屈で臨時休業にし、四天王寺の骨董市へ。

 

 

骨董市は二十歳代に母と行った記憶がある。

 

その時に購入した湯呑みが未だにある。

 

マルーン色の海苔巻きのような変わった湯呑みで・・・

 

そんな事はどうでもいい・・・

 

話が反れた・・・

 

今回、四天王寺さんに行ったのは、骨董店大阪コレクションさんにお会いする為だ。

 

それはそれとして境内には何とも懐かしい空気が漂っている。

 

ついつい、お好み焼きの匂いにつられたりする。

 

たこ焼きは?イカ焼きは?と、きょろきょろ・・・

 

え~と、なんだ?

 

そう、大阪コレクションさんだ。

 

大阪コレクションさんはブログでお世話になっているお姫様がご紹介下さった。


お姫様・・・うちではそう呼んでいる。「美しい」の一言に尽きる方。

 

中世ヨーロッパの貴族衣装を身に纏うと、さぞかしお似合いだろうと思う。

 

その上、料理がお上手。子供達もお姫様の料理が大好き。

 

だし巻き卵は絶品!

 

あかんな、話が反れていく・・・

 

この度、ちょっとした経緯があり、

 

成穂堂で大阪コレクションさんの品を扱わせて頂く事になった。

 

 

 

 

先日、実店舗にお伺いした時は、その夥しい数の骨董品に圧倒された。

 

もうこれぞ骨董屋という空気が充満している。

 

店主は淡々とした方で、時折、ニヒルな笑いを浮かべる。

 

それが何とも人のよさを醸し出している。

 

一度お話するだけで妙に人を引き込む魅力をお持ちになっていらっしゃる。

 

 

 

今回のお話はお姫様から届いた一通のメールで始まった。

 

事情はさておいて、

 

突然降ってわいたような話に、僕にはその状況がうまく呑み込めなかった。

 

うちのようなガラクタ店に、珍品、希少品がやって来る。それも相当の量。

 

 

 

 

どうも狐につままれたような面持ちだ。

 

これは現実だろうかと思う間もなく、先日、第一弾目の骨董品を運び込んだ。

 

それだけで、店の雰囲気が変わった。

 

お得意さんが、「ほんまもんの骨董品屋にでもなるんか?」と、笑った。

 

僕はニッと笑った。

 

来週には第二弾がやって来る。

 

 

 

妙に生活感のある商品と骨董が同居する店。

 

成穂堂の原点である古本は、いぶし銀の如く店の奥に鎮座し、日々出荷されていくのを待っている。

 

剣道の普及にと始めた中古剣道具は店の中で特異な存在感がある。

 

そんなに大きくもない店に、こんな品々がところ狭しとある。

 

ごった煮のような店というのは、どこかワクワクしないか?

 

大体、やっている本人がワクワクしなければ、お客が寄り付くはずがない。

 

実に独りよがりな店だ。

 

 

だけど、思う・・・

 

 

お客は店につくのではなく、人につくのだ。

 

「お店のファンをつくりなさい」と、いう言葉をよく耳にするが、僕はその言葉があまり好きでない。

 

物事を斜交いに見ているのか、そこには「売上をあげる為には・より儲けるためには」とう言葉がチラチラ見え隠れしてならない。

 

ファンはつくるものではなく、できるものだろ。

 

人の笑顔が見たくて、一所懸命出来る事をする。その結果が売上であり利益だろ、と思う。

 

それはきれいごとでもなんでもない。至極、まともな考え方だと思う。

 

そんな不器用だから、僕は貧乏暇なしなのだろう。でも、そんな風にしか物事を考えられない。

 

自分のしている事が正しいか、間違っているかなんて分からない。

 

どうしていくべきか・・・答えは我が内にある

 

・・・その答えが見える訳ではないが、僕もそう思う。