成穂堂一家、蕎原にいく | レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々

成穂堂一家、蕎原にいく

店の事務所と店内の棚を大きく移動させた。

この暑さではバテバテになるのは目に見えているが、

人手のある今やっておかないと今度は冬休みまで待たないといけない。

兎も角気晴らしに、一日休みを取りどこかに出掛けようという事になった。


子ども達に何がしたいかと訊ねると、「スポーツ」と。

正気か?と、言うと「山に入れば大丈夫」と。

近場を探したら、貝塚市蕎原(そぶらと読むらしい)ほの字の里という施設が出てきた。

廃校跡を再利用してのレジャー施設らしい。しかも、温泉が湧いている。

体育館を借りさえすれば、適当に遊べる。

候補は、卓球、バドミントン、バスケ。

しかし、大美野村の剣聖と言われた僕だ。剣道をしない訳にはいくまい。

という事で、準備万端貝塚の山奥へ。



ほの字2



車はうねるような山道を抜け、少し開けた場所に出たかと思いきや、

そのすぐ先にはさらに鬱蒼とした山道が待っていた。

自宅から僅か25kmの所に、こんなにも山深い土地があるとは思えない。



ほの字1



地元の子ども達は日々、この山道を通ったのかと思うとその逞しさに驚く。

さて、荷物をおろしご機嫌で体育館に向かったが、何だか頼りない。

と、二男が「ああ~、防具!」と。

確かに玄関口に集めておいたが、その後の記憶がない。

何よりも食事の事が話題の中心だった。流石、成穂堂一家という感じだ。

やってしもうた・・・

三男がニッと笑った。

車に乗り込み「忘れ物はないか?」と、僕が言った時、

「問題ありましぇ~ん」と、即答したのは三男だった。

三男は休みの日まで、剣道はしたくないとぼやいていた。

・・・迂闊だった。

もう止めどなく悔しい。

「まあまあ、楽しみましょや」と、三男が軽やかな足どりで言う。



ほの字3



今更仕方ない。気分を切り替えてはしゃぐか。

と言う事で、体育館で汗をかいて、温泉に浸かり、肉を食らい満足した所ですっかり日は落ち、空には満天の星が輝いていた。



ほの字4



今度はホタルの季節に来よう♪

たまには、こう言った日もいいものだ。