成穂堂、一年を熱く語る
怒濤のような日々というのは、
今年のような事をいうのだろうか。
年明け早々からコツコツと店内改装作業計画に入り、
気が遠くなるような在庫の本を整理し、
アホほど重い本棚を移動し、大工工事、電気工事の真似事まで行った。
コミックはごくごく一部を残し、ばさっと扱いをやめた。
そして、やっとの事で店の半分程をリユースショップらしくした。
ふと気がつくと、すでに夏が過ぎ去ろうとしていた。
日々の積み重ねとはえらいもので、
一段落する頃には新しいお客もつきだし、
客層も徐々に広がりをみせるようになった。
以前より、小難しい本をお買い求め頂けるようになった。
他のリユースショップと同様、生活雑貨や衣類も置いてはいるが、
それをあまり積極的に扱うつもりはない。
こんな片田舎で店が生き残って行く為には、
ない頭を180度くらいひねらなくちゃいけない。
思案した挙げ句、結局、自分の好きなものを集めるのが一番よいという所に舞い戻ってきた。
だって、自分の命を削りながら日々を過ごしているんだものな。
なんと言っても、起点は「本」だ。
我が体が朽ち果てるまで、僕は古書店のオヤジであり続ける。
アンティーク品は古書とどこかしら似たにおいを感じる。
なかなか諦めがたい世界だ。
という事で、いずれは本とアンティーク品で店を埋め尽くすことになればよいと思う。
アンティーク品なんて買い手がつくのかと疑問に思われる方も多いと思うが、
蛇の道は蛇という言葉がある。
売り手も買い手も同じ嗅覚を持つものである。
だから何かに特化した店は強い。
こんな中途半端な店にでも、
すでにその芳香に誘われてお得意さんがついてきている。
ゴミと見間違うような古臭い物の、
一体どこに惹かれるのかと問われても返答に困る。
好き嫌いというのは、中途半端な理屈があっても
突き詰めると、言葉に出来ない感情に由来する。
そう、よく言えば感性というやつだ。
「惹かれるものには惹かれるのだ」という事でよい。
グダグダ書いたが、
この先本だけでは店を維持するのは難しい日が来ると僕は思っている。
こんな片田舎のそれも住宅地のはずれでも、
やり方によっては本屋も生きていけるという証をつくりたい。
確信が持てれば、あえぐような日々をおくる町の本屋さんに、
何かしらお手伝いが出来るはずだ。
大層な言い方だが、本をすぐに手にする事ができるというのはとても大切な事なんだ。
途方に暮れた時、我が心を助けてくれた一冊の本があったはずだ。
何度言ったか分からないが、町には新刊、古本問わず本屋が必要なんだ。
うう~ん・・・
一年の締めくくりにしてはなかなか、心が引き締まる記事じゃないか。
では、皆の衆、よいお正月をお迎えくだされ。

今年のような事をいうのだろうか。
年明け早々からコツコツと店内改装作業計画に入り、
気が遠くなるような在庫の本を整理し、
アホほど重い本棚を移動し、大工工事、電気工事の真似事まで行った。
コミックはごくごく一部を残し、ばさっと扱いをやめた。
そして、やっとの事で店の半分程をリユースショップらしくした。
ふと気がつくと、すでに夏が過ぎ去ろうとしていた。
日々の積み重ねとはえらいもので、
一段落する頃には新しいお客もつきだし、
客層も徐々に広がりをみせるようになった。
以前より、小難しい本をお買い求め頂けるようになった。
他のリユースショップと同様、生活雑貨や衣類も置いてはいるが、
それをあまり積極的に扱うつもりはない。
こんな片田舎で店が生き残って行く為には、
ない頭を180度くらいひねらなくちゃいけない。
思案した挙げ句、結局、自分の好きなものを集めるのが一番よいという所に舞い戻ってきた。
だって、自分の命を削りながら日々を過ごしているんだものな。
なんと言っても、起点は「本」だ。
我が体が朽ち果てるまで、僕は古書店のオヤジであり続ける。
アンティーク品は古書とどこかしら似たにおいを感じる。
なかなか諦めがたい世界だ。
という事で、いずれは本とアンティーク品で店を埋め尽くすことになればよいと思う。
アンティーク品なんて買い手がつくのかと疑問に思われる方も多いと思うが、
蛇の道は蛇という言葉がある。
売り手も買い手も同じ嗅覚を持つものである。
だから何かに特化した店は強い。
こんな中途半端な店にでも、
すでにその芳香に誘われてお得意さんがついてきている。
ゴミと見間違うような古臭い物の、
一体どこに惹かれるのかと問われても返答に困る。
好き嫌いというのは、中途半端な理屈があっても
突き詰めると、言葉に出来ない感情に由来する。
そう、よく言えば感性というやつだ。
「惹かれるものには惹かれるのだ」という事でよい。
グダグダ書いたが、
この先本だけでは店を維持するのは難しい日が来ると僕は思っている。
こんな片田舎のそれも住宅地のはずれでも、
やり方によっては本屋も生きていけるという証をつくりたい。
確信が持てれば、あえぐような日々をおくる町の本屋さんに、
何かしらお手伝いが出来るはずだ。
大層な言い方だが、本をすぐに手にする事ができるというのはとても大切な事なんだ。
途方に暮れた時、我が心を助けてくれた一冊の本があったはずだ。
何度言ったか分からないが、町には新刊、古本問わず本屋が必要なんだ。
うう~ん・・・
一年の締めくくりにしてはなかなか、心が引き締まる記事じゃないか。
では、皆の衆、よいお正月をお迎えくだされ。
