入学式はため息とともに
4/6、二男の入学式。
案内書類に必ず保護者同伴でお越し下さい、とある。
・・・たいそうなこっちゃな。
当日、ちょうど学校近くを通る予定があったので、
家内と二男を学校に送り届けて、約束先へ向かう事にした。
小一時間程で用事を終え、
自宅に戻ると三男が政治ニュースを観ていた。
小学6年生になったので、
多少社会の事を知らなくちゃいけないと言う事らしい。
何だかおかしなヤツだ。
暇そうなので、買いものついでに二男を迎えに行くかと誘ってみた。
和菓子を買ってくれるのなら行ってもいいと。
「和菓子?駄菓子じゃなくて?」と、聞き直すと
「そう。透明のぷにゅぷにゅした中に餡がはいっているやつ」と、言う。
葛餅か。小学生が好む菓子とは思えない。
まあ、そんな事で三男を車に乗せ、
家内と二男を迎えに高校に向かった。

到着すると、すでに入学式は終わっており、
学生も三々五々校門をあとにしていた。
門から出ていく生徒達は、学舎に深々と礼をし、
警備の方々に挨拶をしていた。

以前にも書いたが、
この高校は礼に始まり礼に終わるという武士道のような校風を持っている。
うちのようながさつな環境で育った子が、
その学風に馴染めるのだろうか?
2人は車に乗り込むや否や、
「あ~~、お腹が空いた。何食べに行く?」と。
「お望みのままに。ねえ、おとーさん」と、三男。
そういう事か。・・・知恵のまわるヤツよ。
車中で入学式の様子を尋ねると、
兎に角、学業が本分である。かなり厳しいという事だ。
クラブ時間にもかなり制約がある。
ただ、現実に即し理の通った考え方もしているようだ。
二男に「クラスの雰囲気はどう?」と聞くと
「まあ、ええ感じかな。今度、オリエンテーションもあるし」と。
「頑張ってな」
「おとーさんもね」
「なんで、おいらが頑張るねんな?」
「だって、オリエンテーションって京都でするねんで」
「京都?」
「そう一泊二日だって」
「えっ?」
「何とかホテルだって」
「んっ?それ、宿泊代は?」
「だから、頑張って」
家内も黙って頷いている。
でた~。早くも私学の怖い一撃が・・・
どうしてわざわざ京都までいくかな。
校内で充分でしょうが。
全然、理に叶っていないじゃないか!
家内が言うに、長男の時もそうだったらしい。
僕はそんな事全く覚えていない。
まあそう言っていても仕方ない。
僕はキリっと家内に言った。
「ねえ、お嬢。提案があるんだが」
「えっ、私たちも京都に行くの?」
「誰がや!」
「成穂堂一家」満面の笑みを浮かべる家内。
「違うがな。まっすぐ家に帰らない?」
「私も二男もお腹ペコペコなのよねえ」やや不機嫌な家内。
「ぼくも~」と二男と三男がはもって言う。
あのねえ、ややこしいことを言いなさんな。
「なんやったら、マグドナルドで何とかバーガー100円っていうのを買ってさあ・・・」
「・・・」
「分かった。ポテトをつけよう!」
「・・・・・・」成り行きを静観する二男と三男。
「よっしゃ、分かった。バーガー二つずつ」
「・・・・・・・・・」
「わ・か・り・ま・し・た・どちらへ向かいますか」
迎えに来た僕が愚かだった。しかも三男まで連れて・・・

案内書類に必ず保護者同伴でお越し下さい、とある。
・・・たいそうなこっちゃな。
当日、ちょうど学校近くを通る予定があったので、
家内と二男を学校に送り届けて、約束先へ向かう事にした。
小一時間程で用事を終え、
自宅に戻ると三男が政治ニュースを観ていた。
小学6年生になったので、
多少社会の事を知らなくちゃいけないと言う事らしい。
何だかおかしなヤツだ。
暇そうなので、買いものついでに二男を迎えに行くかと誘ってみた。
和菓子を買ってくれるのなら行ってもいいと。
「和菓子?駄菓子じゃなくて?」と、聞き直すと
「そう。透明のぷにゅぷにゅした中に餡がはいっているやつ」と、言う。
葛餅か。小学生が好む菓子とは思えない。
まあ、そんな事で三男を車に乗せ、
家内と二男を迎えに高校に向かった。

到着すると、すでに入学式は終わっており、
学生も三々五々校門をあとにしていた。
門から出ていく生徒達は、学舎に深々と礼をし、
警備の方々に挨拶をしていた。

以前にも書いたが、
この高校は礼に始まり礼に終わるという武士道のような校風を持っている。
うちのようながさつな環境で育った子が、
その学風に馴染めるのだろうか?
2人は車に乗り込むや否や、
「あ~~、お腹が空いた。何食べに行く?」と。
「お望みのままに。ねえ、おとーさん」と、三男。
そういう事か。・・・知恵のまわるヤツよ。
車中で入学式の様子を尋ねると、
兎に角、学業が本分である。かなり厳しいという事だ。
クラブ時間にもかなり制約がある。
ただ、現実に即し理の通った考え方もしているようだ。
二男に「クラスの雰囲気はどう?」と聞くと
「まあ、ええ感じかな。今度、オリエンテーションもあるし」と。
「頑張ってな」
「おとーさんもね」
「なんで、おいらが頑張るねんな?」
「だって、オリエンテーションって京都でするねんで」
「京都?」
「そう一泊二日だって」
「えっ?」
「何とかホテルだって」
「んっ?それ、宿泊代は?」
「だから、頑張って」
家内も黙って頷いている。
でた~。早くも私学の怖い一撃が・・・
どうしてわざわざ京都までいくかな。
校内で充分でしょうが。
全然、理に叶っていないじゃないか!
家内が言うに、長男の時もそうだったらしい。
僕はそんな事全く覚えていない。
まあそう言っていても仕方ない。
僕はキリっと家内に言った。
「ねえ、お嬢。提案があるんだが」
「えっ、私たちも京都に行くの?」
「誰がや!」
「成穂堂一家」満面の笑みを浮かべる家内。
「違うがな。まっすぐ家に帰らない?」
「私も二男もお腹ペコペコなのよねえ」やや不機嫌な家内。
「ぼくも~」と二男と三男がはもって言う。
あのねえ、ややこしいことを言いなさんな。
「なんやったら、マグドナルドで何とかバーガー100円っていうのを買ってさあ・・・」
「・・・」
「分かった。ポテトをつけよう!」
「・・・・・・」成り行きを静観する二男と三男。
「よっしゃ、分かった。バーガー二つずつ」
「・・・・・・・・・」
「わ・か・り・ま・し・た・どちらへ向かいますか」
迎えに来た僕が愚かだった。しかも三男まで連れて・・・
