時を刻み続けるMOERIS | レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々

時を刻み続けるMOERIS

古くさいものが好きである・・・と、何度か書いた。

そんな事で腕時計は25年程使い続けている。

MOERIS GRANDS PRIX。スイス製。

製造はさらに遡り、1950年代のようだ。

稀少性は知らない。


モーリス



一度、オーバーホールに出したが、その後は順調に動いている。

手巻きなので、多少の狂いはでるが、支障がでるほどでもない。

ふとこの腕時計の詳細を知りたいと思い、ネットで検索してみた。

酷似したものは見つかったが、そのものは見つからなかった。

MOERISとはどのようなメーカーだったのか?

ネットで調べると、モーリス・ラクロアという名がでるが、

その前身にあたるのか?


この腕時計、新刊屋時代にアンティーク売場を作った際、

ある所から入手したトランクケースひと箱分の時計の中にあった。

他にも珍しいものが多く有り、みんな飛ぶように売れていった。

この時計ともう一本だけ売らずに自分のものにした。

こうして時の流れからこぼれ落ちたようなものを手にすると、

時の流れが幻ではなく、常に連続しているのだと確信する。

決して触れる事が出来ない様々な思い出たち。

だけど、かつてそれはそこに「在った」のだ。

僕たちは物事を円滑にすすめる為につくられた人工的な時間の中で

多くのストレスを感じながら生きている。

時としてそんなストレスから逃げ出したくて、

僕は時間から取り残されたような場所や物に惹かれるのかも知れない。

こういった「存在」というものを考える時に、読み返す本がある。

・・・と、書きかけたが、目指している就寝時間を過ぎている。

また気が向いた時に書こうと思う。


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