成穂堂剣道倶楽部再開 | レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々

成穂堂剣道倶楽部再開

この3ヶ月間、腕の痛みに閉口していた。

うっかり寝返りをうつと、容赦なく痛みが走り、

「あぉ~」なんて言いながら、目を覚まさなくちゃいけない。

ここ一週間でやっと痛みが治まり、

ゆっくりだが竹刀が振れるようになった。



所謂、三十肩というやつだ。

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   ウソです。
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そう言ってみたかっただけだ。




という事で、昨日は久しぶりの成穂堂剣道倶楽部再開となった。

会員は僕と子ども達だけ。

店の一角にあるテーブル4、5台をせっせと片付け道場の出来上がり。

しかし、久しぶりと言っても

前回から1年ほど経ってしまっている。びっくりだ。

年末に向かい忙しくなり、冬は寒すぎ、春は花粉症、梅雨はへんな汗をかく、

夏は暑すぎ、先日まで残暑と肩の痛みなどなど・・・

結局、そんな事を言っていると、11月しか運動ができないではないか。

思いっきり季節限定のやわな倶楽部だ。

いやいや、「体を清く正しく動かそう月間」みたいになってしまう。

それでは、いかん。

体も、ぷよんぷよんになってしまう。すでにその兆候がみられる。

いかん、いかん。


竹刀を振ってみると、その軌跡は中途半端に殺虫剤にやられた蚊のようである。

稽古開始後、僅か10分もすると息が上がる。

ぜいぜい言いながら事務所に入ると、

家内がこちらを見向きもせず「若者ぶっても無理よ」と。

ポカリをストローで必死に吸い上げ、稽古再開。



ぜぇぜぇ~ ポカリをくれ~
$疾走する古本屋!成穂堂〔なるほどう〕店主の苦悩と爆笑の日々-剣道




二男が相手をしてくれているのだが、数年前と完全に形勢が逆転している。

「脚が上がりすぎているでおとーさん。だから飛ばれへんねん」

「わかっとる」

「左足、ちゃんと蹴ってる?おとーさん」

「蹴っとるがな、頭のなかで」

「手首のスナップ効いてへんから、しなやかに竹刀が伸びへんねん。おとーさん」

「わかっとるわ。勘が戻らんのや。ちょっと休憩や」

で、また10分程でぜいぜい言いながら事務所に入る。

家内に「ポカリくれ~」と言うと、

「今日はもうそれ位でやめた方がいいんじゃないの。

息が上がりすぎやと思うよ。まるで真夏のらんちゅうじゃないの」

「なんぼなんでも20分足らずでへたってられますかいな。二男よ今からが本番や」

事務所を一旦出たが、家内に言い損なった事があった。

「そんなに腹は出てないでしょうが」


意気揚々と稽古に戻ったものの5分も経たない内に、僕はぜいぜい言っている。

打ちに行っても、泥地に足を突っ込んだように体半分が残っている。

これ以上すると、本当に前のめりに倒れてしまう。

「よーし、今日はこれくらいにしといたろ」

二男はニタニタし、「おとーさん、大丈夫か。また来週しよか」と。


二男はこの1年で随分階段を上り、僕は階段を下った。

今年は正規の道場完全復帰を宣言していたが、

もう1年先延ばしにする事にした。


しかし、紛いなりにも我が子と剣道ができるというのは非常に嬉しい。