愛車『アルカディア号』余話 | レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々

愛車『アルカディア号』余話

愛車『アルカディア号』廃車目前にして

車は自宅用と店用を分けて考える事にした。

車がなければ買取りに行けないので、

まず、商用車を確保しないと話にならない。

自宅用はずっとあとの話に。

景気のいい時代なら2台まとめて持ってきてくんな!

みたいな事になっていたのだろうが、

このご時世、そんなに羽振りはよくない。

それどころか、逆さにしても鼻血も出ないような有様だ。


早速、長年お付き合いのMさんから

「1台みっけ~。今から試乗しませんか」と、連絡が入った。

Mさんは、後輩の幼馴染で商売でのお付き合いといったものではない。

何度か書いているが、このような田舎町で暮らしていると、

徐々にみんなどこかしら何らかの縁で繋がっていく。

商売をしていると尚更だ。


ここに助けられたり、そこに助けられたり、あっちに助けられたり・・・

少し考えると、助けられてばっかりでんがな・・・


「分かりました」と返事をすると、

ものの10分程でMさんがやって来た。

抜け道があるのか車に羽があるのか、

兎も角、異様な速さである。

やって来たのは、パールプルーのミニバンだった。

カタログ上はパールグリーンという事だが、

どこからどう見てもブルーだ。
(画像を撮り忘れたのが残念)

でもまあ商用にしてはきれいだ。

知らなかったが、軽カーは全体的に人気があり、

中古車になっても結構値が張るらしい。

近隣をひとまわりしてみたが、軽快だ。

只、ややタバコ臭がする。

僕がそれを口にする前に

「タバコ臭がありますでしょ。

それが気にならなければかなりお買い得品です」とMさん。

この車、Mさんの知人である中古車屋が個人的に所有していた車で

整備が行き届いている。

商用で使うには充分だ。やはり問題はタバコ臭だ。

「取れないかなあ?」

「エアコンフィルターを洗浄しても厳しいかと思います」

「洗浄の上、内張りを張り替えるというのはどう?」

「んん~、費用が勿体無いでしょ」

「そりゃそうだ」という事で、お話は保留。

Mさんは誠意が服を着て歩いているような方で、

安心して物事を任せられる。

それじゃ商売にならんでしょと、

こちらが言うほど費用も抑えて下さる。


自宅に戻り、家内に試乗した車の話をしている所に

Mさんからメールが入った。

「今回は見送りましょう。KENさんには合わないような気がします。

この車はオークションでさばいちゃいます。違うのをあたります」

という事だった。

こういうものは、流れに身を任せるのが一番だ。

何かの弾みで、こんなの↓が降って湧くかも知れない。

↓夢見る車、ベスト3(画像はウィキより)
疾走する古本屋!成穂堂〔なるほどう〕店主の苦悩と爆笑の日々-princeseskyline
'57Prince Skyline

疾走する古本屋!成穂堂〔なるほどう〕店主の苦悩と爆笑の日々-tacker
'48タッカー・トーピード

$疾走する古本屋!成穂堂〔なるほどう〕店主の苦悩と爆笑の日々-Cadillac 1948
'48Cadillac


『夢』を抱いて生きて行こうぜ!

人の心を大切にすると『夢』は生きる『希望』となる。

我欲を重んじると、そこに我欲ある人がつきまとい

『夢』は『儚』になる。


成穂堂よ、そんなものが降って湧くものか。

それこそ『儚』である。

あ~あ、寝言を言ってないで仕事に戻るか。

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