君の行く道は希望へと続く | レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々

君の行く道は希望へと続く

長男は期末試験が終わり、

これで高校での授業は実質上終了したことになる。

あとは、終業式と卒業式に顔を出すだけだ。

長男は、早々と進学が決まった為、受験勉強もない。

夢のような休みに突入したわけだ。

と思いきや、しっかり大学からレポート課題が届いていた。

ちらりとのぞいてみたら、12/15提出厳守となっている。

世の中、そんなに甘くないという事だ。


ところで、長男には自分の学費は自分で稼ぎ出すようにと言っている。

本屋で働きたいと言っているが、

大体、町に本屋が1,2軒しかないのに、それは難しいでしょと思う。

僕は溜息をついて、こっそりサラリーマン時代の職場にいる後輩に連絡をした。

どういう経路を経たのか、募集時期が来春だという事、

ついては、自宅近くにある店舗で

面談を受けられるように段取りをしてくれるという事になった。

何にしてもコネは使わないほうがいいのだろうが、

表立って募集しない事もあるので致し方ない。

この件は伏せて、長男には、自力で仕事を探すように言ってある。

しかし、バイトがみつかるまでの間、

うちの通販の仕事を教えるしかないかとも思っている。

布石的に、先日から店の商品を見せて目利きの稽古をさせている。

古本としての本の値段はどこから来るのか、

その本はなぜそのような値でも売買されるのか?

大学では人の行動の不思議を勉強するのだろうから、

こういった事も、きっとよい経験になると思う。

長男はこれからの4年間、学校、バイト、本の目利きと

三足のワラジを履く事になる。


「あれ、バイト先探してあげるの?蜂蜜のように甘いわね」と家内に言われるが、

僕は屹然として言った。

「ライオンは我が子を崖から突き落とすという。

僕の用意した崖は、1/1000スケールというだけのことだ」と。




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