車中の怪
かつて6本ほど、近眼用眼鏡を持っていた。
何とはなしに買い足していく内に6本になり
何だかんだと言っている内に3本になった。
1本は鼻パッドを持ってクリングス?の金具を調整していたら、
見事に鼻パッドを折ってしまった。
あと2本は行方不明。
1本は自宅で消息をたって15年になる。
KENTというメーカーのお気に入りの1本だった。
残りの1本は車の中で、忽然と消えた。
これはサングラスにもなるよう、
着脱できるレンズがついた優れものだった。
車用につくったものだった。
当然ながら、車中以外では使わないし、車から持ち出す事もない。
去年の暮れ、いつもの場所に手を伸ばすと、
僕の手はむなしく空をつかんだ。
車中の隅々まで探したが、見つからなかった。
後日、車検があったので、その旨、馴染みの整備屋に伝えていたが、
やはりメガネは出てこなかった。
その代わりに、100円玉が1枚出てきた。
話はちょっとずれるが、僕の愛車、ちょっと不思議なのだ。
確かに置いたはずのものが、何度か、忽然と消えている。
そう、「忽然」という言葉がぴったりするのだ。
昨夜も助手席に置いたメモを取ろうとしたら、
見事に消えているのである。
ハンドルの近くにあるポケットからメガネを取る為に、
ほんの僅かな時間、置いたのである。
大事なメモだったので、「メモ置きました」と、指さし確認をしながら置いた。
メガネを掛けて、助手席をみると、メモがない。
風で飛ばされるような場所でもない。
大体、風なんて吹いていない。
シートの間から、床、果ては後部座席まで探したが、やはりない。
「メモ、消えました」と、指さし確認しながら頭の中で小人さんが言う。
チャララララ~とBGMが流れる。
今朝、明るい日の中で探してみたが、やはりない。
念の為、衣類のポケットやバッグの中も探してみたが
「こんな所に」という事は起こらない。
随分前になるが、音楽CDも、消えている。
フロントに飾っていた、フィギュアも消えている。
そんなチンケな車上荒しがいるとも思えない。
しかし、こうして思い出してみると、
つまらんものが中心に消えているよなあ・・・
まあ、それは良しとして、こんな不思議な事ってあるのだろうか?
「狐につままれた」というが、本当にそんな感じだ。
無意識に、どこかに置きなおしたのだろうか?
車内に時空の歪みなどがあるとすんごいなあ。
そして、時空を自在に行き来するもう一人の僕がいたりして。
こういう稚拙な妄想癖は子供の頃と変わらない。

何とはなしに買い足していく内に6本になり
何だかんだと言っている内に3本になった。
1本は鼻パッドを持ってクリングス?の金具を調整していたら、
見事に鼻パッドを折ってしまった。
あと2本は行方不明。
1本は自宅で消息をたって15年になる。
KENTというメーカーのお気に入りの1本だった。
残りの1本は車の中で、忽然と消えた。
これはサングラスにもなるよう、
着脱できるレンズがついた優れものだった。
車用につくったものだった。
当然ながら、車中以外では使わないし、車から持ち出す事もない。
去年の暮れ、いつもの場所に手を伸ばすと、
僕の手はむなしく空をつかんだ。
車中の隅々まで探したが、見つからなかった。
後日、車検があったので、その旨、馴染みの整備屋に伝えていたが、
やはりメガネは出てこなかった。
その代わりに、100円玉が1枚出てきた。
話はちょっとずれるが、僕の愛車、ちょっと不思議なのだ。
確かに置いたはずのものが、何度か、忽然と消えている。
そう、「忽然」という言葉がぴったりするのだ。
昨夜も助手席に置いたメモを取ろうとしたら、
見事に消えているのである。
ハンドルの近くにあるポケットからメガネを取る為に、
ほんの僅かな時間、置いたのである。
大事なメモだったので、「メモ置きました」と、指さし確認をしながら置いた。
メガネを掛けて、助手席をみると、メモがない。
風で飛ばされるような場所でもない。
大体、風なんて吹いていない。
シートの間から、床、果ては後部座席まで探したが、やはりない。
「メモ、消えました」と、指さし確認しながら頭の中で小人さんが言う。
チャララララ~とBGMが流れる。
今朝、明るい日の中で探してみたが、やはりない。
念の為、衣類のポケットやバッグの中も探してみたが
「こんな所に」という事は起こらない。
随分前になるが、音楽CDも、消えている。
フロントに飾っていた、フィギュアも消えている。
そんなチンケな車上荒しがいるとも思えない。
しかし、こうして思い出してみると、
つまらんものが中心に消えているよなあ・・・
まあ、それは良しとして、こんな不思議な事ってあるのだろうか?
「狐につままれた」というが、本当にそんな感じだ。
無意識に、どこかに置きなおしたのだろうか?
車内に時空の歪みなどがあるとすんごいなあ。
そして、時空を自在に行き来するもう一人の僕がいたりして。
こういう稚拙な妄想癖は子供の頃と変わらない。
