恐るべし!ドライブスルー洗車 | レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々

恐るべし!ドライブスルー洗車

8/18大阪は気温37度を記録したらしい。


お昼前、僕は汗をぬぐいながら車に乗り込んだ。


で、そのまま近くのGSドライブスルーの洗車機に向かった。


コインを入れて、装備を確認して、スタートボタンを押した。


そして、電光掲示板の指示に従った。


「前進して下さい」OKだよ~ん、と僕は呟いた。


「停止して下さい」ハイハイ、と頷く僕。


「サイドブレーキを引いて、エンジンをとめて下さい」了解と元気よく言ってエンジン停止。


エッ、数分だけどエアコンも停止するよなあ、と思うまもなく、車内はムッとしだした。


さっき車を動かしたばかりなので、どうでなくても車内は暑い。


車は気持ちよさそうに、水浴びをしている。


僕は、すでに体中から汗が噴出している。


こんな暑い日に僕は何を考えてんねや、あほやった~。


取りあえず、お茶を飲もうと思ってバッグを見たら、お茶も入れ忘れている。


アカン、暑い、水分が失われていく・・・


新聞の地方欄にドライブスルーで洗車中の男性、熱中症で運ばれる、みたいな記事が載るのか


アカン、意識が朦朧としてきた。


電光掲示板に


「乾燥中」の文字が・・・もう少しだ、あ~、息苦しい


「前進してください」おお~、エンジンをかけてもいいってことか。


僕は、ぜいぜいと言いながら、駐車スペースに車を移動させて、休憩スペースが設置された室内に飛び込んだ。


で、1本目のアクエリアスを一気飲み。


ついで、シュワシュワしたやつを1本飲んでいると、若者が飛び込んできた。


そして、物すごいスピードでやはりアクエリアスを買い、物すごいスピードで一気飲み。


ついで、コーラを1本。


そこで、僕と目があった。


僕は「ドライブスルーの洗車ですか」と。


若者は「はい。一生の不覚です。エンジンを切らないといけない事をすっかり忘れていました」と。


僕の手元に置かれたペットボトル2本を見て、若者は「お宅さんもですか」と笑った。


僕は深く頷いた。


同じ苦しみを共有した事で奇妙な友情が生まれ、しばし、異常と思える気象や、経済停滞の不安や、はたまた甲子園の戦績状況などを語り合った。


仕事の約束の時間が近づいてきたので、また、僕の店に寄ってくださいという事で、若者に別れを告げた。


くそ暑い日中にドライブスルー洗車、恐るべし!