ストーンショップ行き プロローグ
大概、外出は家内と共にする。仲むつかじく、というやつでんな・・・
という事ではなく、僕は外出すると、どういう訳かお腹がキューとなり、トイレに走る。
誰かと一緒だと、その確立はかなり低くなる。
かつて余りにも不思議なので医者に相談した。
医者は大きく頷き、「ワシに任せなさい。悪いようにはせん」と豪語し、
血液検査や腸のレントゲン?を撮ったり・・・
で結局、「精神的なものですな、頭にそんな回路ができてまんねん。
まあ、のんびりやりなはれ」という事で一件落着されてしまった。
僕は鼻に手をやり、「べらぼうめ。そんなトンチンカンなことがあるかい。
おぼっちゃま育ちだから、上品なものしか口に合わないんですな、
くらいのこと言えんのかい」
と啖呵を切って医者をあとにした。
でも、気にした事はなかったけど、よくよく考えてみると、
外出したら、必ずと言っていいくらい、どこぞのトイレに寄っている。
先生、あなたのおっしゃることは本当のようです。
「まあ、うまく付き合わないとしょうおまへんな」と、僕も納得。
そのかわり、どこに行ってもどのあたりにトイレがあるかは
トリュフをさがすブタさん(今は、トリュフ犬ですか)のようにするどい。
「完全版大阪トイレ案内図」なんて本もつくれてしまうかも。
そんな話しではなく・・・
かような事情もあり家内と連れ立って鉱石というのですかね、石を扱う店に行ってきた。
ガラスボールのような器に、様々な種類のきれいに加工された石がおいてあり、
お客は、店のスタッフと相談しながら、それらを選んでいる。
オーダーメイドでブレスレッドを作るんですね。
僕はお客として行ったのではなく、ちょっとした商談。
その間、家内はきれいに磨かれた石たちを食い入る様に見ている。
これはやばいな、早く用件を済まさないと。
次回に続く・・・