はるかのブログ

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神山智洋サイド

彼女が帰ってきた。しかも、いつも以上のテンションで。
「おかえりー。テンションたかいな~」
「そう??」
「そやで。なんかええ事でもあったんかー?」そんな何気なくした会話で彼女を傷つけてしまうなんて知らずに…

「ともくんさ~今日どっか出かけた?」
「おん。久々のオフやったから服買いに少し出たで~」
「そっか…」
…あれ?急に大人しくなったな。
俺が服買いに出かけたのは嘘じゃない。

「なしたん?急に元気なくして。なんかあったんかー?」
「ともくんさ嘘ついてない?」
え…?
「ついてへんよ?本当に服買いに出掛けただけやで?」
すると彼女は涙を目にためて俺の事を睨みながら
「ともくんなんて知らん!!もう嫌い!!」
そう言って携帯も持たずに飛び出してった。

え…。なんで怒っとるん?
「俺なんも嘘ついとらんやん」なんで怒られたのかもわからずイライラしてきた。
ふと時計を見るともう夜の9時過ぎ。さすがにこの時間で彼女を1人にするのは危険だし、自分も彼女がいないと不安なので彼女を探しに家を飛び出した。

彼女が行きそうなところは一通り探した。後はただ彼女を見つける為にガムシャラに走った。時計を見ればもうすぐ10時。
彼女に何かあったのではないかと気が気じゃない。
ふと目の前にある公園を見るとそこのベンチに彼女が座ってた。
「おい!!」彼女を呼ぶと
俺に気づいて焦ったように走って逃げた。
でも、そこは俺も男だ。女には負けん。
彼女に追いつき手首を掴みつかまえた。
「ごめん、俺おまえがなんで怒ってるのもわからん。なんで逃げるのかもわからん。でも、俺お前いないとダメなんよ。お願いだから家帰ろうや?な?」
そう言うと彼女は
「だってともくん嘘つくもん。お買い物してただけって言ってたけどワタシ見たもん。ともくんが街で女の子とイチャイチャしてたの。」
…え!?まてまてまてまて。俺が!?
「そんな事してへんよ!俺はお前だけやって!人間違えちゃうか?」
「ワタシがともくん間違えるはずないじゃん!!可愛い女の子と手組んでたもん!ともくん笑ってたもん!!!」
彼女は大声で俺に叫んだ。
可愛い女の子?手組んでた……。
思い当たる節は…あるけど………
「なぁ。聞いてもらってもええ?多分その女の子って俺のいとこやと思うんよ。」
「へっ!?」
彼女が呆気にとられた顔でこっちを見る。
「だから、いとこ!俺のいーとーこ!!」

彼女はみるみる顔を赤くして俺に謝った。
「え!?は!?えぇぇぇえ。ごめん!!!ともくん!私の勘違い!?え、ほんとごめん。」慌てふためく彼女が可愛くて
「もうええよ。うち帰ろ?」
そう言って2人で手をつなぎながらうちへ帰る途中に
「きらいって言ったのも嘘だからね?大好きだからね?」
そう言った彼女の可愛さは一生忘れないだろう。