3/10 火曜午後 ミッドサマー反省会 38日目 | さむの御帰宅日記

さむの御帰宅日記

ネットの海の枯れ珊瑚のあぶく

 

 今日は畏友作家氏より映画「ミッドサマー」に誘われているので、早めに御帰宅するのだ。経費請求のち出発して、行きしなは仕事と研究を兼ねた『日本の憑きもの』の読書開始。おもしろい。14時半には到着。

 その後、18時前から20時半の回で映画『ミッドサマー』をTOHOシネマズにて視聴。

 

 御帰宅し、ホッティも加えて反省会。以下、ネタバレ注意。

 

 うーん、冒頭30分くらい、高速を走る車を逆転させて見せたカメラ―ワークを除いては、結構眠かった。その後も正直冗長な気がした。全体を90分以内でまとめてくれたら、もっと良かったかもしれない。ぼくの感想としては映画「グリーンインフェルノ」と稀代のマンガ家「諸星大二郎」的な発想を混ぜて、水割りをつくったような感じ。民俗学モキュメンタリを作りたい心意気は買うのだが、うーん。

 考察ブログなどによれば、スウェーデンの実在する地域、習慣を膨らませた話らしい。なるほど、たしかに、そのあたりが判れば違ったのかもしれない。個人的に惜しいと思ったのは、鏡を多用して西洋近代を批判していたのだが、それなら、そういうモンスターを出してもらっても良かったように思う。惜しい。あと「クリスチャン」という男が酷い目にあったのは良かった。皮肉が利いていて、笑ってしまった。どこかで顔をみたと思っていたが、大好きな「トランスフォーマー」に出演していたらしい。判ったのでスッキリ。

 

 あとは、途中のモザイクシーンであるが、もうアレは笑いを取りに来ているとしか思えない。ちなみに、ぼくの後ろの座席に座っていた若い男女の観劇後のコメントが聞こえてきたが「...難しかったなぁ、ホラーと思ってたら途中でAVになったし...(困惑)」とのことである。

 まあ一言でいえば、家族を失った女性がスウェーデンに旅行してキャンプファイヤーを皆で囲みながら笑顔になる物語だった。


 夕食はハヤシライス。モツ鍋にしようと思ったが、自粛。珍しく、マリーさんがいた。相変わらずキレイな方である。21時半にはお出かけ。電車に乗って帰洛。ハヤシライス、久しぶりに食べたけど、うまかった。

 

※【ぼくが視認したお給仕ズ】はメモ忘れ。