世界のゴハンが大集合。ロンドンフードの実力を検証
イギリスへ行くと話すと
「食事が美味しくないんでしょう?」と決まって可哀そうな目で見られた。
あまりに色々な人にそう言われるので、だんだん腹が立って
「ロンドンにだって美味しいものはあるはず。ぜったいに美味しいものを食べてきてやる~!」
と意気込んで出発した。
イギリスの朝はすごい。
ホテルの朝食だからというわけではなく、伝統的なスタイルがこれ。
卵料理、ハム・ソーセージ、ベークドビーンズ、焼きトマト、マッシュルームなど朝から盛りだくさん
それにパンと
ミルクティーをガバガバ飲みながら、とにかくいっぱい食べるのだ。
ジュースは、定番のオレンジ、アップルの他クランベリーが。
イギリスでは、ジュース、デザートなど、色々なところで真っ赤なベリーに出会う。
子供の頃、母が用意する我が家の朝ごはんはパンとコーヒーだけだった。
「ヨーロピアンスタイルなのよ。ヨーロッパに行かなくても、ヨーロッパの気分で朝を迎えるって良いでしょ?」
と繰り返す母。ハムや卵が並ぶ食卓に憧れつつも、ヨーロピアンスタイルだからと涙を飲んできた幼き日の私。
ところが、同じヨーロッパであるはずのイギリスの朝ごはんは、こんなにもゴージャス。帰国後、母に伝えると
「我が家は、フランス流なのよ。」と一蹴された(笑)。
フィッシュアンドチップス
イギリスの不味いものの筆頭として挙げられるのがこのフィッシュアンドチップス
白身魚をこんがり揚げ、ポテトとグリーンピース(マッシュの場合も)を付け合わせるというのは定番中の定番。
魚には、レモンや、ビネガーなどとにかく酸っぱいものをたっぷりかけて食べる。
とっても素朴な料理だけど、衣がサクサクで美味しい。ビールがすすむ。
私が食べたフィッシュアンドチップスは、油も魚も臭くもないし、パサパサしていることもなかった。
シーフード・プラッター
しかもこのおしゃれなレストランは、ヒースロー空港にある。ちょっと時間が余った方はぜひ。
20~30ポンドぐらい。
これからは世界の料理
インド
イギリスに留学していたことのある知人へ、ロンドンで何を食べたらよいか聞くと「インドカレー」と言われた。
ガイドブックにも多くのインド料理店が掲載されている。南インド料理も人気らしい。
ぜひ行きたい店があったのだが、睡魔に負けて、夜遅くまで開いていたカレー屋を訪れた。
ピカデリーサーカスで夜遅くまで営業しているオシャレな店CHOWKI
。
鶏のカレーはスパイシーで
豆カレーはベジタリアン仕様で、どちらもスパイスが効いていて本格的。確かにこれは食べるべき。
イギリスではインドカレー!!
付け合わせのサラダには、味がなく、ライムを絞って食べるらしい。
味のついたサラダを頼むと、ビックリするほど酸っぱいドレッシングがかかってきた。
フィッシュアンドチップスもそうだが、イギリスは、酸っぱい味付けが多いようだ。
私はカレーのみの注文だったが、サモサやタンドリーチキンなど、他にもメニューは多数。
カレーはライスとサラダがついて、一人10ポンド程度。
中国
ロンドンにも中華街がある。
横浜に比べれば規模は小さいが、沢山の店が立ち並ぶ。
白と青のコンビネーションが美しい店にLIDO
に入ってみた。
海老の包み揚
お店のお姉さんのお勧めのこの揚げ物は、シャンツァイが効いていて、海老がぷりぷり。
サクサクでとっても美味しい。
ジューシーな肉汁たっぷりの小籠包と、ピンクに透けているプリプリ海老の蒸し餃子。
どっちもとっても美味しい。
カリカリ麺の上に、海老、イカ、ホタテの海鮮餡をかけた塩味の焼きそば。
腸粉やわらかな皮に包まれたのは海老。XOジャンに付けて食べる。
香港で食べたのにも負けないぐらい美味しい。
これだけ食べて、二人で20ポンド位。お腹いっぱい。
ベトナム
中華街にあった、ベトナム料理店。
観劇の後、遅くまでやっていたので入店。
このレタスと緑の葉っぱは
バインセオ
ベトナム式おこのみ焼きとともに食べる。
肉、魚介、様々な野菜を入れて、薄い卵のクレープのようなもので包んでいる。
たれをつけても全体に薄味。本場ベトナムでもそういうものらしい。
お腹が空いているときにがっつり食べたい。チキンはかりっとしていてたれが濃いめのしょうゆ味。ご飯がすすむ。
スペイン
スペインがワールドカップの決勝進出を決めた日、ロンドンは、スペインサポーターが大騒ぎしていた。
で、私も流れで近くのスペイン料理店(オックスフォードサーカスにあるお店)へ。
野菜サラダとイカ
右の端に切れているのが最もおいしかったイカの素揚げ塩味。これはスペインで食べたのと同じ感じ。
タラモサラダのあったかいやつ
チョリソー
肉団子トマト煮
スペイン風オムレツ
パエリア
とりあえず色々並べてみた。味はまぁまぁだけど、テラスもあって雰囲気がよかった。
リンゴのタルト
甘さがちょうど良い。紅茶にぴったり。
グラタン
チーズの塩気がいい感じ。
ムース
赤い実登場。ベリーの酸味とカスタード、ホイップクリームの甘味がマッチしていた。おいしい。
イングリッシュブレックファースト
ここでもやっぱり、例のメニューが。トマトは必ず焼いて出てくるのがポイント。
こうして様々な料理を食べてみて、不味いものはひとつもなかった。
イギリスの料理は不味い。というのは、昔の話で、今は美味しくなったようだ。
少なくともロンドンは、日本のように世界の料理を食べることができる。(イギリスのごはん以外が多いかも)
値段は東京並み。ちょっと高いかも。
日本よりもイギリスの方が勝っているものはデザート。
何世紀も昔からの文化だから、いくら日本人が頑張ってもかなわないのかなぁ?
甘さもちょうど良くて、見た目がかわいいものが沢山。
ロンドンは美味しい。
機会があればぜひ、沢山の方にロンドングルメを試していただきたいものである。























