こんにちは。
髙橋昌子(まっこさん)です。
昨日は、市のジュニア水泳大会でした。
私も役員として初めての参加。担当は、監察係。
フライングはしてないか、
泳法違反はないか、など
全レース監察する係です。
50メートルプールを行ったり来たり。
トータルで3キロくらい歩くんです。
しかも、サンダルで(笑)
地味にキツイんですよ～。
それはさておき、
今大会で(私的に)感動の出来事があったんです。
もぉね、感慨深いです。
私が主に指導しているのは、
25メートル(クロール)泳げるようになった子が
50メートル泳げるようになるまでのクラス。
今は5人の1年生と一緒に練習をしています。
5人とも、50メートルと100メートルの自由形に出場しました。
1年生で100メートル泳げるってすごいよね。
練習では、
50メートルもまだまだ泳ぎきれないことが多いんだけど、それでもみんな、泳げます。
でね、
大会が近づくにつれ
どんどん泳げなくなっていったんです。
「泳げない」っていうし、ね。
私も、どうしたもんかなーと思って、
練習の時に厳しく言うのをやめました。
もともと厳しくないんですけどね、
途中で立っても「あーー！立ったーー(笑)」くらいで、笑いながらいうと子どもも笑います。
「いいよー」「その調子ー」何度もいいます。
だけど、
どんどん泳げなくなっていきました。
お母さんたちの話を聞けば
大会を嫌がってたり、練習にも行き渋るそう。
それなのに練習に来てくれているから、
できないと思うこと、嫌だと思うことは、無理強いせずサボることを黙認しました。
それと、
可能な限り言い訳を聞きました。
「ゴーグルに水が入る」
「水を飲んで苦しい」
「脚がいたい」「腕がいたい」
「葉っぱが浮いてる」
「虫が沈んでる」
「それは嫌だね」
「それはキツイ(苦しい)ね」
「じゃあ泳ごう」
それでも練習にならないほど歩くので(笑)
長く泳がなくてもいいターンの練習や
やる必要のない飛び込みの練習を
多く取り入れたりして(やりたいって言うから)
「調整」といえば聞こえはいいけど
子どもたちの「泳ぐの楽しいね」の気持ちを取り戻したかったんです。私が。
そうこうして迎えた当日。
前日から元気がない子、
泣きながら会場入りする子、
「よく来たね」の気持ちでいっぱいでした。
休んでもいいし、棄権してもいいのに、
来たんだからそれたけで○だよね。
そして感動なのはここから。
みんな、泳ぎきったの。5人とも。
あんなに嫌がっていたのに。
泣くほど嫌だったのに。
確信はないけれど、
いっぱい言い訳したり
泣いて拒否したり
それをしたことがよかったんじゃないか、
と思いました。
それに、とっても速かった。
例年、
1年生レースは途中で立ったり泣いたりあって
50メートルは5分、100メートルは10分くらいかかるそうです。
今年はその5人だけで泳ぐレースだったこともあって、普通に泳げる人たちによるレースになりました。
例年の半分の時間で終わったくらい。
あんなに嫌がってたのに。(←しつこい)
大会が終わった後でそれを聞いて
本当にみんなよく頑張ったなぁーと
感慨深かったです。
私もよく頑張った(笑)
また楽しく泳ごう♪
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