今月の初め、2回目のMAB療法を受けた。


これは先生には内緒の話なんだけど(爆)。


注射の部位を決めるときに、手首の関節を動かしながら

先生が筋肉の動きを見てくださる。

そこにぽつんと赤いところがあって・・・。


「前回はここに打ったっけ?」


「いや、違うと思うんですけど。

 もうちょっと上のほうだったっけな?」


手首をかくかく、と曲げてみる。


「ん、ここでいいんだ。間違いない」


そう言って先生は薬を注入してくれた。


お。

ジャストミート野球


今回は、当たったぞ。かなりいい線いってるぞ。


1回目は、まあこんなもんかなってところで。

でも治療できてうれしい気持ちで

効いているかどうか客観的にわからなかったし

なんとなく効いてると思えたのはたったの3日間だったから。

2回目はちょっと痛かったけど、痛かった分、効きそうかも~。



うきうきして帰りの電車に乗っているときに思い出した。



そこって、おととい蚊にさされたところじゃん。


赤いポチは前回の注射の跡じゃありませんでした。

そう思った瞬間、効果が薄れてきた。

結局、翌日には元に戻ってしまい

体調の波もちょっと悪い方に傾いちゃって。


次の診察が先生の都合で3週間先になってしまい

この3週間がすごく長く感じられたよ・・・。


で、今回。

またMAB打ったんだけど、やっぱり効果が続かなくて。

1日たった今、いつもの自分に戻りつつある。


とある先生に聞いたところ、

MAB療法では、打つごとに効く時間が長くなってくるのは

アルコールによって筋肉の破壊がすすむから

と言うことらしいが

私、おいしいものいっぱいラーメンハンバーガーケーキ食べてるから(笑)

きっと筋肉の修復が早いんだよ、とか

アルコールもキシロカインも酵素誘導が起こるから

どんどん効かなくなるんだよ、とか

あほな妄想ばっかり広がってしまって。


これからどうしましょ。

10年ほど前にかかった先生に

内科的治療(ボトックス:書痙には未認可)と

外科的治療(脳の熱凝固)について

説明はあったのだけれど、まだ適応じゃないってことで

治療を始めることはできなかった。


その当時は、外科的な方法があるなら

何が何でも治してほしいって思っていたし

今みたいにネットで何でも検索できる時代なら

手術してくれる先生を探し出して、やってもらいたかったです・・・汗




治療をすることができなかったこの10年の中で

たくさんのことを考えた。

病気を治す、って言うことだけじゃなくて

どう生きていくか、っていうことも含めて。

今考えれば、それは自分にとっては必要な時間時計だったのかも。




今の時点で、脳外科の先生がどんな見立てをするか

セカンドオピニオンを聞いてみたい気もするけれど

当分は神経内科の先生の下で内科的治療で頑張りたいと思います。


そのうち、ボトックスが書痙にも認可されることを祈りつつ。



外科的治療は、やっぱり怖い。


私には考える時間がたくさんありすぎて

治りたい気持ち以上にリスクのことも考えてしまい

今では若いときみたいに

「すぐに手術してほしい」

っていう気持ちはなくなっています。

歳とった証拠でしょうか?(笑)



ありがたいことに、私の周りには内科的治療でよくなっている人が

何人かいらっしゃるので、その方たちをお手本に

「まあ、いいや」

と思えるところまで症状をコントロールできたらいいなと思います。

やるだけやってダメなら、最後は外科に行く。

自分にとっては最後の最後の砦です。


ネットで、書痙の脳外科手術をしている先生がいらっしゃると言うことを知り

その先生の存在自体が、私にとっては「おまもり」みたいなもの。


お世話にはなりたくないですが

どうしても必要に迫られたらいつでも駆け込めるところがある。

そう思える、あれから10年後の私は

まあまあ幸せ音譜なのかもしれません。


先生と話し合った結果、MAB療法で様子を見ることになった。



10年前、ボトックスや脳の手術のことを話してくれた先生に

「自費でいいからボトックスを打ってほしい」

と懇願したのに

「自費だからといって、打てるものではありません」

とあっさり却下されて以来、ボトックスでよくなる道は絶たれた。


その頃は、私の知る限りではボトックスに代わる治療法はなく

  宇宙人ボトックスが書痙に認可されるのを、ただじっと待つ

  宇宙人あるいは、脳の手術が可能になるまで悪化を待つ

それしか選択肢がなかった。

自分でがんばりようのないことを待ってって言われてもね・・・。

あの時はかなり凹みました。


しかし、数年後ネットでMAB療法というものを知ってからは

一度試は試してみる価値があると思っていた。


MAB療法

  右矢印エタノールとキシロカインを局所注射することにより

    異常を起こしている筋肉への神経をブロックする。

    (これであってますかね?)

    


今回かかった先生はとても気さくな方で

私がボトックスの話をしたら

「理由も話さずあっさり却下DASH!

なんてことはたぶんしないだろう。

でも、私はあえて、ボトックスだけにこだわらず

今の自分に適した方法をいろいろと模索したいと思っている。

先生は私の希望や不安を飲み込んだ上で

MAB療法を提示してくれたのだった。


これからしばらく2週間ごとに打ってみて

様子を見てみます。


これで効果があれば、うれしいんだけれどね音譜


でも、もし効果がなくても

これからは1人で悩まなくていい、

何でも話せる先生がいるんだ、

そう思うだけで、悪いところの半分ぐらい治ったような気がします。