英語学習にぴったりの短いTEDトークをご紹介します。内容もとても面白く、楽しく英語力を伸ばせる動画です。ぜひチェックしてみてください!
 

 

 

 

 

 

 


英語表現ピックアップ

動画で使われた表現を解説しています

 


 

1. 英文と日本語訳

英文
"Because it's during sleep at night
that we take these difficult emotional experiences
that we've been having during the day,
and that sleep acts almost like a nocturnal soothing balm,
taking the sharp edges off those difficult experiences."

 

日本語訳
「なぜなら、夜の睡眠中に、
私たちは昼間に経験した困難な感情的な出来事を
整理するからです。
そして、睡眠はほとんど夜間の癒しの軟膏のように作用し、
それらの辛い出来事の鋭い部分を和らげてくれます。」

 


2. 文法・語彙の解説

  • Because: 「なぜなら」という意味で、理由を説明する接続詞です。

  • it's during sleep at night:

    • it's: "it is" の省略形。主語の「それ」は、文脈上、睡眠を指しています。

    • during sleep at night: 「夜の睡眠中に」という意味。

      • during: ~の間に、~の最中に、という意味の前置詞。

      • sleep: 名詞で「睡眠」。

      • at night: 「夜に」または「夜の間に」。通常「夜」に関連することを表す表現です。

  • that we take: ここでは、先行する文から続く内容を強調しています。

    • take: 「受け入れる」「引き受ける」などの意味。ここでは「(感情的な出来事を)処理する」という意味。

  • these difficult emotional experiences:

    • these: 「これらの」「これらのもの」。

    • difficult emotional experiences: 「困難な感情的な出来事」。「difficult」が「emotional experiences」を修飾しています。

  • that we've been having:

    • we've been having: 現在完了進行形で「私たちが経験し続けている」という意味。

      • we have been (→we've been): 現在完了形の進行形。経験が過去から現在にかけて続いている状態を示します。

      • having: 「持っている」「経験している」という意味。

  • during the day: 「昼間に」または「日中に」。

    • during: ~の間に。

    • the day: 「日中」「昼間」。特定の時間帯を指します。

  • and that sleep acts almost like a nocturnal soothing balm:

    • acts almost like: 「~のように作用する」「~のような働きをする」という意味。

    • nocturnal: 「夜間の」「夜の」。

    • soothing balm: 「癒しの軟膏」「心を落ち着けるもの」。「balm」は薬膏などの意味ですが、ここでは比喩的に使われています。

  • taking the sharp edges off:

    • taking off: 「取り除く」「和らげる」。「sharp edges」は比喩的な表現で、困難な感情や出来事の「鋭い部分」を指します。

  • those difficult experiences: 「それらの困難な経験」。前述の「difficult emotional experiences」を指します。

 
 

3. 発音のワンポイント

  • sleep at night"sleep""night" のリンキング(連結音):

    • 英語では、単語と単語が滑らかにつながることが多いです。この場合、"sleep at""night" が音でつながります。

    • 「スリーパッナイト」のように、sleeppat の母音が結びついて発音されます。

  • we take these の発音:

    • "we""take" の間にあまり間を空けずに、素早く流れるように発音します。

    • "these""th" 音は日本語にない音で、舌を上の歯の裏に軽く当てるようにして発音します。"th" の発音が苦手な場合、息を強く出す感じで練習してみてください。

  • "almost like a":

    • "like a" は、速く発音すると「ライカ」となることがあります。"almost""like" の間に自然なリズムでつながりを持たせましょう。

  • nocturnal soothing balm:

    • "nocturnal" は、英語の中でも難しい単語です。「ノクターナル」のように、"noct" の部分でしっかり発音することが大切です。

 

電球長い文を訳すコツ

長い文を訳す際には、いくつかのステップで分けて考えると理解しやすくなります。

  1. 文を意味のまとまりごとに分ける
    長い文をそのまま一文で訳すのではなく、意味のまとまりごとに分けて訳すと理解が深まります。例えば、最初の「Because it's during sleep at night」部分を訳した後、「that we take these difficult emotional experiences」へ進む、といった形で区切っていきます。

  2. 重要な要素を最初に捉える
    主語や動詞が何かを最初に捉え、その後に続く詳細を徐々に訳していきます。この方法で、文全体の構造が理解しやすくなります。

  3. 接続詞や関係詞に注意
    接続詞や関係詞(that、which、because など)が使われている場合、それらが文の流れや関係をつかむ手助けになります。それらを無視せず、適切に訳すことが大事です。

長い文を訳すとき、最初は文の流れをそのまま意識し、途中で一度考えを整理してから訳し始めると良いでしょう。また、英語の構造を日本語に近づけることで自然な訳になることが多いです。

 

 

 

 


 
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