英語学習にぴったりの短いTEDトークをご紹介します。内容もとても面白く、楽しく英語力を伸ばせる動画です。ぜひチェックしてみてください!
英語表現ピックアップ
動画で使われた表現を解説しています
📝 英文と日本語訳
英文:
Judith has just ordered a milkshake. Vanilla or strawberry, we may never know.
日本語訳:
ジュディスはたった今ミルクセーキを注文しました。バニラかイチゴか、それは永遠に分からないかもしれません。
📘 文法・語彙の解説
Judith has just ordered a milkshake.
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Judith:人名。主語。
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has ordered:現在完了形(have/has + 過去分詞)。「(過去に起きて)現在に影響がある行動」を表す。ここでは「注文したばかり」。
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just:時を表す副詞。「ちょうど今」「たった今」。現在完了と一緒に頻繁に使われる。
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a milkshake:「1つのミルクセーキ」。数えられる名詞なので冠詞「a」が必要。
Vanilla or strawberry, we may never know.
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Vanilla or strawberry:文頭に来た名詞(句)の倒置的な用法。本来の構文は “Whether it was vanilla or strawberry...” などが考えられるが、省略されていることで余韻やミステリアスな効果が生まれている。
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we may never know:
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may:助動詞。「〜かもしれない」。
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never:副詞。「決して〜ない」。
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may never で「〜することはないかもしれない」という可能性を含む否定表現。
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文全体で「私たちにはそれが分からないままかもしれない」という意味。
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🔤 発音のワンポイント
Judith has just ordered
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has just:
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「ズ」と「ジャ」のつながりに注意。/z/ + /dʒ/ は日本語にない音の流れ。
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リンキングが起こり、「ハズジャスト」という感じで滑らかに。
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ordered:
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語尾の /d/ は次に続く語がなければ弱く聞こえる(実際には /ˈɔːrdərd/ に近い)。
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/r/ の音をしっかり出すこと(日本語にないので注意)。
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Vanilla or strawberry
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Vanilla or:
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「ヴァニラ オア」ではなく、「ヴァニロァ」のようにリンキングするのが自然。
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"or" は弱く、[əɹ] や [ɚ] に近い発音になる。
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strawberry:
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アクセントは第1音節:「straw-berry」。
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「ストロベリー」ではなく、「ストローベリィ」に近い。
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we may never know
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may never:
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「メイ・ネヴァー」と一語一語を切らず、「メイネヴァー」と滑らかに。
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"never" に強勢が置かれ、"may" は弱くなる。
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know:
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語尾の /ow/ の発音をしっかり(「ノウ」ではなく、口をしっかりすぼめて「ノォウ」)。
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