英語学習にぴったりの短いTEDトークをご紹介します。内容もとても面白く、楽しく英語力を伸ばせる動画です。ぜひチェックしてみてください!
英語表現ピックアップ
動画で使われた表現を解説しています
1. 英文と日本語訳
英文:
So, what determines the membership of our gut microbial community?
日本語訳:
では、私たちの腸内微生物コミュニティの構成メンバーを決定するのは何でしょうか?
2. 文法・語彙の解説
▷ 文構造の分解:
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So(それで、では):文頭に置くことで、会話や文の流れをつなげる役割。カジュアルな口調。
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what determines ~ ?:
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疑問詞 what(何が)
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動詞 determines(決定する)
→ 「何が〜を決めるのか?」という構文。
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the membership of ~:〜の構成メンバー(集合体としての参加状況)
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our gut microbial community:
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gut(腸)
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microbial(微生物の)
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community(共同体)
→ 「私たちの腸内の微生物共同体」
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▷ 語彙のポイント:
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membership(名詞):
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「(組織などへの)加入、構成員、会員であること」という意味。
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集合的な概念を指し、「誰がその集団に属しているか」に焦点がある。
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member(名詞):
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個々の「メンバー(構成員)」を意味します。
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複数の members で使うと「個別の人(または菌など)」を指します。
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3. 発音のワンポイント
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"what determines":
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「what」の t と「determines」の d が連結(リンキング)しやすく、
"what determines" → /wʌt‿dɪˈtɜːrmɪnz/ のように滑らかに繋がります。
→ **「ワット・ディター…」ではなく「ワッディター…」**のように発音。
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"gut microbial":
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gut の t と microbial の m がつながりにくいが、日本語話者は t を強く言いすぎないように注意。
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microbial は mai-KROH-bee-uhl(マイクロウビアル)のようにアクセントが第2音節(KROH)にあります。よく micro-bial と2つに切りたくなりますが、滑らかに発音。
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"community":
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日本語の「コミュニティー」と比べて英語は音が少なく、/kəˈmjuː.nə.ti/(カ・ミュ・ヌ・ティ)と軽やか。
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「コ・ミュ・ニ・ティ」ではなく「カ・ミュ・ヌ・ティ」に近い音で練習すると◎。
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補足:類似表現の使い分け
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✅ What determines the membership?(どんな条件で所属が決まるのか?)
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✅ Who are the members?(誰がメンバーか?)
→ membership は抽象的・集合的な視点、members は個々の構成員の視点、という違いを意識すると使い分けがスムーズになります。
