フレンチは基本行かないんですが
実は二年前に
フランスパティスリーウィークで訪問してます
そのときのパリ・ブレストが
素晴らしかったので今回もかなり期待してしまう
リニューアル後の
アフタヌーンティーの提供はラウンジのみです
テラスだったらよかったな〜
だがしかし
この日は実質的にドレスコードが崩壊していて
短パンの中国人が闊歩してました
この時点でちょっと不安になる
もしかしてベージュも
外国人だけフリーダムコードなのかなと
そして
シングルアフヌンだと案内された席は
すみっコぐらし
まさに
" ここがおちつくんです "
みたいな
確かに
ここにシングルアフヌンに来てしまう勇者は
あまりいないかもしれない
この日の他の予約も全てシングルはいなかったし
それは理解できる
しか〜し
椅子がテーブルに対して斜めの配置で
全く落ち着かないすみっコくらしです
正直
こんな状態でアフヌンかいな?
楽しむ前から楽しみにくい
だんだんベージュのイメージが遠ざかり
テンションが下がる〜
ドリンクは
シャンパン付きコースだったのですが
モエだったので
さらにテンションが下がります
もし
いまの東京の五つ星系ホテルあたりでは
この内容で
いまどきモエを出すセンスは
なかなかイメージできない
そんなところへ
ジャーン!
セイボリーが登場!
ま、美味しければ
これまでの細かいことはなんでもいいさ
ロブスターのオープンサンド
あか毛和牛のタコス
どっちもセンスがドツボツボ
今回はこのセイボリーのセンスにも惹かれて
ここに来たと言っても過言ではない
美味しいものは上から見ても美しい
では
うんめ〜
という感覚にはならなくて
もちろん不味いってわけではなく
浮かんだ表現は
" オサレ〜 "って感じかな
美味しい着地点までは考えずに
食材の仕上げをオサレな感じで止めた料理
個人的にはそんな印象を持ってしまった
和牛タコス
これまた
オサレ〜
こちらも食材からイメージできる
最終的な美味しさの仕上げが
ちょっと自分のイメージと違う
食材の方程式がいっしょだと思ったら
美味しい解が違うので
実は方程式そのものが違ってた
そんなイメージです
まさかの共感できない流れで
スイーツタイムになりましたが
ここでアイスクリームの登場!
アフタヌーンティーで
アイスクリームというセンスが嬉し過ぎる
ここでテンション復活!
さらに
柑橘ソースをその場でたっぷりかける演出もさすが
"マトラッセ"のアイスクリームの完成でーす
このセンスはさすがシャネルが入ってますな〜
でも
実はアイスクリームは
まさかのオリーブオイルというのが
どっちに転ぶかわからないところ
美味しいものは上から見ても美しい
では
May the Force be with me!!!
手応えグー
そして
味わいは
やっぱりオサレ〜だった
オリーブオイルのアイスクリームそのものは否定しないけど
それを美味しく仕上げるのは
相当のセンスが必要だと思いました
そして
遂にスタンド登場!
もとい
最近ストーンオーシャン観てたんで
ちなみに
荒木飛呂彦先生も間違いなくオサレ〜
ジャーン!
やっぱりシングルだと地味だな
全部1枚のプレートの方がいいくらいだ
1段目は
左から時計回りで
アーモンドを纏わせたシュー マイヤーレモン
マンゴーの花織 ジンジャー
さくらんぼとタラゴンのボタン
2段目
左から
シリアルとショコラのクルスティアン キャラメル刺繍
アカシアの蜂蜜掛けマドレーヌ
この季節にチェリーとかは嬉し過ぎるな
美味しいものは上から見ても美しい
では
May the Force be with me!!!
シューからいきまーす
パッカーン
これもオサレ〜
マンゴー
パッカーン
またまたオサレ〜
さくらんぼ
パッカーン
やっぱりオサレ〜
2段目
マドレーヌ
パッカーン
とにかくオサレ〜
クルスティアン
パッカーン
どうしてもオサレ〜
やっぱりどのスイーツも
自分の方程式とは違ってました
そして
すっかりオーダーを忘れてたお茶をお願いして
ジャーン!
最後は名物のカメリアが描かれたチョコムース
カレ・シャネル
美味しいものは上から観ても美しい
では
May the Force be with me!!!
パッカーンは
もちろんセルフじゃない
そして
カメリアの絵で一人前かと思ったんですが
違いました
チョコムースの仕上げは美味しそうだが
果たして
やっぱり
オサレ〜
なぜ今回はどれもハマらないんだ?
パリ・ブレストは最高だったのに
今回もセンスはドツボツボ
でも
出てくる美味しい答えが一致しない
ショボンな感じでカプチーノ
そんなわけで
参考に食べログのコメントで確認したんですが
リニューアルされてからは
同じような印象のコメントがけっこうありました
シェフもパティシエも変わり
さらに
運営もアランデュカス系の会社から変わったようなことも書かれてました
ちなみに
以前のシェフは
パレスホテル東京のリニューアルしたフレンチ
エステールに移動しました
以前のクラウンもよかったので
アラン・デュカスとコラボしてリニューアルすると聞いたときはなんで?と思ったんですが
アラン・デュカス本人の関心もエスプリも
東京では
銀座のシャネルから
丸の内のパレスホテルに移ったのかなと🤔
そして
いまのベージュの真の目的は
時代に合わせて
ターゲットをインバウンドにしたのか!?
この一連の流れから
個人的には
そんなことを類推してしまいました
とりあえず
達人としては
ここのアフタヌーンティーは
"美味しい"にこだわる人にはお勧めできないが
"オサレ〜"で許せる人にはお勧めできる
ゴー!ゴー!ゴー!
しか〜し
これでエステールが素晴らしいことは
完璧に証明されました
アフタヌーンティーやってくれないかな