今日は私の猫さんのお話です^ ^



昨年の夏
私の猫の具合いが悪くなった時には
ご心配いただき、また貴重なアドバイスをくださった皆様に本当に感謝しております。

お陰様で奇跡の復活?を果たして
今も一緒にいることが出来ています。

本当にありがとうございました。


ありがとにゃー^ ^

 

寝起きでボーっとしています🐈



あの時は

ご飯を食べさせること
お水を飲ませること
快適な住環境を整えることetc

色々な工夫をする中で

ブログをはじめとするSNSにも
大いに助けられましたので


私の体験も少しでもどなたかのお役に立てればと思い
私の猫について少し書いてみようと思います。



生まれつきの体のことや
具合いが悪くなった経緯はまた機会があれば
書いてみますが今回は回復期のご飯についてです。


お口などが痛くて食べたくても食べれない子には参考にはならないと思います🙇‍♀️

くれぐれも
食べれない食べない原因を獣医さんに診て貰ってから
その子にあったケアをお願いしますね。


こちらは私と私の猫の場合のお話です。





体調を崩して自分で食べなくなってから
「食べさせる&飲ませる」にはとても苦労しました。

改めて思い知ったのが
猫って食べない、、、💧



猫って、、と一括りでいっても
個々で違うと思いますが

うちの猫さんはもともと
ドライフードと缶詰少し(開封後2日まで)、 
茹でたササミ(食べないことが半分以上)
くらいしか口にしない子だったので

何でもいいから食べさせよう!と思っても
なかなか食べてくれませんでした。


最初はハイカロリーのものをシリンジで
強制的に口に入れる方法をとりました(=強制給餌)。

お水もシリンジであげていました(むりやり)。


少し体力が戻ってくると
すぐにこれを嫌がる様になりました(すごく)。

最後の方は私が近づくだけで逃げる様になってしまい(遅いので捕まえられますが)

こんなに嫌がっているのに
この子にとって本当に良いことなのかな、、と
悩みながら続けていました。

それでも2週間は続けていたでしょうか。。



食べて欲しいという気持ちと
無理やりあげて可哀想に思う気持ちで葛藤があり

結局、強制給餌をやめることにしました。
(獣医さんにも相談しました)


強制給餌をやめてからは
私の動きを警戒することも少しずつなくなり
本人的には穏やかな日々が帰ってきた感じだっかもしれません^^;


強制的に食べさせないと決めたからには
自分の意思で食べて貰わなければいけないので
食べそうなものを探しまくり
試行錯誤が始まりました。



食べさせなきゃ!という焦りにも似た気持ちで
色々なものあげて
奮発すればするほど全く食べないという悲劇もありましたが(笑)

今から思うとあげ方を工夫すれば食べたかもと思うものもあります(^^;) 


あげ方も大事ですね。
あげ方については後半に書きました。


具体的な商品をご紹介します。




【こちらは強制給餌でお世話になった缶詰🐈】
強制給餌をしなければ
喜んで食べる様になったと思いますが
このニオイだけで「あれだ!(強制給餌)」と
勘づいて逃げる様になったのと下痢をするので
そこそこ体力が戻ってきたところでやめました。

(実は今年も具合いが悪くなってしまい
去年と違いこれが1番のお気に入りになっています)

これをお湯でふやかして
一日かけて4分の1あげるのが最初の目標でした。

これを食べさせたことで復活した様なものかもしれません。優れものです。

余談ですが、5箇所の病院にフードの相談に行き
これをお勧めしてくれたのは一軒だけでした
(不思議です)。

回復期用ですが今年は回復してからも
これはあげ続けることになりました。


【a/d缶をやめた後
試してみたのはお馴染みの?こちら🐈】
経鼻カテーテルでもあげるくらいのトロトロサラサラの液体です。
これは相当無駄にしてしまいました。
シリンジでお水の代わりにあげたり
カロリーの低い缶詰に混ぜたりしましたが
嫌がったのですぐに諦めてやめました。


因みに、行った事のない病院で(診察なし)
1番カロリーの高い物をくださいと言って買ったものです。
今思うと缶詰やドライフードで他にあった様に思いますが、食べれないって事で「液体」を勧めてくれたのだと思います。




【お次はこちら🐈】
これはa/d缶やクリティカルリキッドよりは
カロリーが低いですが自分から舐めてくれて
感動したのを覚えています^ ^
特にムースタイプの方を食べてくれました。

しかしやはり開封した日にしか舐めないのと
暫くすると食べなくなったのでこちらも勿体ないことになりました。





【続いてこちらの缶詰🐈】
ごく一般的な缶詰でカロリーも栄養価も低いですが気に入ってよく食べてくれました。
少しでもカロリーを!と思い
先にご紹介したクリティカルリキッドを混ぜると全く食べてくれず、、何か混ぜる!と警戒しだした頃に
あまり食べなくなってしまいました。


他の缶詰も色々試しましたが
これが1番だったと思います(お肉系より魚系が好きだと分かりました)。

いつものドライフードをふやかしたり
煮干しの出汁で味付けしてみたり
マグロをあげてみたり

アレンジ系も色々やってみましたが
どれも全く受け付けてくれませんでした。
(もともとネチョネチョしたものを食べません)


こうして振り返るとあまり意味のない模索だった様に思えてきます(^^;)



【そんな試行錯誤を経て
やはりドライフードのハイカロリーに勝るものはない?ということでチャレンジしたのがこちら🐈】
仔猫用の高カロリーフードです。
これが大当たりでした。

最初はふやかして液状してシリンジであげたり
舐めさせたりしていましたが

どれも嫌がり諦めてカリカリのまま置いておくと
普通に食べました。。。

小粒で食べやすくお味も美味しい様です。
ドライフードを自分で食べた姿を見た時には涙が出ました。

“奇跡の復活”から1年経った今もこれを食べています。


こんなハイカロリーのものを16歳になる
老猫が食べ続けて大丈夫なのか心配ですが
もういいって感じであげています^ ^

食べる時間は決まっていないので(自由)
絶やさない様にいつもこれがお皿にある状態です。

他のものを食べたい時は
お皿の前に座って待っているのですぐに分かります^ ^


フードをふやかしてあげたい時もありましたが
ふやかすと全く食べませんでした。





【そしてお馴染みの泣く子も黙る?チュール🐈】
昨年ではなくて今年具合いが悪くなった時に
2本食べてくれました。
ササミなど他の味は全く食べませんでした。
袋の口当たりがイマイチだった様でスプーンや指につけてあげました。
カロリーは低いので取り敢えず感がありましたが
食べた!という喜びを覚えています^ ^



【救世主となったドライフード「ベビーケア」でも
食べてくれない時はふりかけ作戦🐈】

ふりかけ系もたくさん試しました。
お手頃ですしスーパーにも売っていて種類も豊富です。
削りが細かい方がフードとよく絡み
口あたり?も好みの様でした。
削りが荒いと口の中に貼りついてしまいそうで心配だなので細かくしてふりかけていました。

今では欠かせません。
こちらも塩分など気にせず、好むままにあげています。



【最後はこちら🐈】

白いパウダーでふりかけの様にも使えますし
お湯に溶かして飲ませることもできる優れものです。

最初はこれを溶かして一生懸命飲ませていましたが
そんなに沢山飲ませられなかったのと
やはり嫌がり敢えなく断念。

ドライフードに和えるとフードを食べなくなるので
カロリーの低い缶詰をあげる時に小さじ一杯程度混ぜて使っています。

つい多めに入れたくなりますが
多めに入れるとやはり食べなくなるので少しだけ、、と加減が難しかったです。

これの良いところは保存が効くことです。



以上8種類
とてもお世話になりました(なっています)。


個体差があることなので
これなら食べるよ!とは言えませんが
参考になると嬉しいです。



与え方も大事ですね!



猫飼いさんにとっては常識ともいえるかもしれませんがいくつか書いてみますと


・温めてあげる
・香りが立たせる(温めたりお湯で)
・口にしたことないものは最初だけ無理やり食べさせると食べ始めることが多い(獣医さん直伝)
・食べやすい食器の高さ
・食べやすい盛り付け
・食べやすい食器の質と形状
・色々混ぜると食べないことが多い
、、、
スプーンであげる、手であげる、
食器を変えてみる、、

このくらいでしょうか。



食器は首を下げないで食べれる高さにして
お皿は動くと嫌がるので滑り止めマットの上に置いてさらに少し手前に傾けています。

(なぜか薄〜いお皿でしか食べないフードもありました)

前足がくる場所にも滑り止めマットを敷いている状態で、、、


市販のもので丁度いいのが無いので
箱などを使った見た目の悪い食卓です(^^;)


フードはこんもりと入れていないと食べないので
気づいた時に山にして置いておきました。

浅いお皿を使っています。

“食卓”はベッドの近くと
少し歩く距離にあるいつもの場所2箇所に置いて

お水は3箇所に置いています。
(食器の種類や高さを変えています)


どれも大したアイディアではありませんが
よく観察して
○○が嫌だから食べないって事がない様に気をつけています。




強制給餌をやめてから4ヶ月間くらいは

一日の飲水量をしっかり測り
カロリー計算もしっかりして
足りた足りないで毎日心配ばかりしていました。
(殆ど足りていない日々でした)

体重も測り、、
便の具合いはもちろん排尿量も測っていましたが

ある時からそれらを全てやめて

「猫本人が食べたい時に食べたいだけ食べて
飲みたい時に飲みたいだけ飲む」に
方針転換しました。


カロリーが足りなくても
普通に生きていたので

それでいいかな、と気持ちが変わっていったのです。


とはいえ、水分がより摂れる様に
缶詰にこっそりお湯を入れたり

食べなくて心配な時は
今はお気に入りのa/d缶をあげて
食欲増進を試みています。



いつかまた食べれなくなった時は
食べて欲しくなって
同じことを繰り返すと思いますが

自分で口を動かして食べる間は
彼の命を少しでもサポートしてあげたいなと思っています。


猫は食べ物への警戒心が強いそうなので
食べものを口元に持っていくだけでは食べません。

最初の一口は無理やりにでも食べさせることで
あれ?おいしいぞ?と分かり食べてくれる事が多いと聞きました。


わたしの猫も
一番最初に無理やりに口の中にご飯(a/d缶)を
入れた時は抵抗して怒っていましたが
暫くすると怒りながらムニャムニャ食べ始めて
「食べること忘れてた!」って顔で食べる様に変わりました。

冒頭にも書きましたが
食べれない理由によっては無理やりあげるのは危険なので必ず診察を受けてからご参考にしてくださいね。


 
とても長くなってしまいましたが
ご飯にまつわるアレコレを一気に書いてみました。





お読みいただいてありがとうございました。