大根の種とり 自然栽培編 | オーガニックな種屋の おいしい楽園プロジェクト

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2019年秋に、茨城県取手市の佃農園にまかれた三善大根の種。

 (ちなみに、佃農園は、種を購入させていただいてる大切なパートナーです!)

 

不定期ですが、よくお手伝いに出向く圃場です。 

 

2020年2月。 大根の種とりで大切な時期を迎えました。

 

母本選抜といって、大根をしっかり選抜することで、立派な固定種を作っていきます。

 

大根の根の先をカットして、黒芯病(以下の写真)など果肉に病気がないかチェックし、

病気があったらはじきます。 

黒芯をはじめば、黒芯が出にくい品種を選抜したことになります。

 

ちなみに、大根は0青首の部分は茎で、白い部分が根です。 

なので、根をカットするときは、根を残して斜めに切ります。

 

 

とうだちが早い大根もはじきます。

自然栽培なので、草勢が弱いもの、弱性が出てるものもはじきます。

 

最後に目的の形質にあった大根を母本として残します。

 

三善大根は、宮重の血が入った大根で、

特徴は、やや短根で、ずんぐり太く、草勢強くおいしい大根です。

一般的に少ししもぶくれした品種はNGとされますが、

こっちの方が味は良いと感じての選定です。

 

 

大根をずらっと並べて、よいやつを残していきます。

 

2020年4月花を咲かせました。 

 

2020年8月初旬 100株以上を無事に採種しました。

 

 

乾燥したさやから種をとりだしていきます。 

暑い中の手作業はホントに大変。 蚊にも刺されるし。。。

 

ちなみに、右側の方が佃さん。この農園の主です。あまり見えてないですが😓

自然農10年以上、秀明自然農法の実践家です。

 

   

 

で、最後に、グリーンフィールドプロジェクトのパッケージに納めさせていただきました。

愛情いっぱい、自然いっぱいの三善大根。

よろしくお願いします!

 

  

 

 

グリーンフィールドプロジェクトの有機の種はコチラから

 

https://shop.gfp-japan.com/?pid=126473707