4日ほどかけて長野県のあちこち、町役場や採種農家さんを回ってきました。
仕事としての学びもすごかったのですが、
昔ながらの旅館に数名で泊まり、持ち込みウイスキーを飲みながら、おやじたちで将来の夢を語らう。
ご一緒頂いた皆様
お世話になりありがとうございました。
また行きます
数年前から厚木で田畑を借りて農業、主に採種・育種をやりはじめてたけど、借りる農地が増えてくると、設備・資材などが諸々必要になってくる。
農業は、売り上げはソコソコなのに、始めるのにはやたらと金がかかる。資本ありきの現実にため息です。
片やお国をみると、農業基本法改正で予算の在り方がいろいろ議論されている。
それぞれの立場でまっとうはことを言ってるようにどれも聞こえるけど、解は特段見当たらず。
結局、末端の農家はお国の制度を活用してお金を引っ張ってこないと成り立たない構図がより鮮明に感じる。
そんなものに頼らずとも!とやっていくか、
それとも公といっしょにソーシャルイノベーションらしきものを興すきっかけづくりができないか?
などぼんやり考える。 徐々に、やれることからやっていきますか。
昨日は、地元の花見に出向いたところに野菜の出店が出ていたのでのぞいてみた。
のらぼう菜、わさび菜、サトイモ、総額税込300円。 いずれれも各100円と大変ありがたい価格設定。
物価高になり始めたご時世に、生産者はこれでは厳しいだろうなぁと。
農業基本法の正式名称は、食料・農業・農村基本法。
ちょっと長いですが、”農村”が入ってるのがいいなぁ、と思う。
この農業基本法、26日から改正に向けて審議入りらしい。
近代化も踏まえて、農村の在り方も鑑みた法改正になることを願います。
「離農が多く・・・ 過疎が進み・・・」とはよく聞く話。
ならば、畑なんて探せばすぐにもでてきそうですが、
現実は、借りれる畑はそんなに簡単には出てこない。
あったと思えば、もはや森に返した方が良い畑もあるし。
そうは言っても、森に返すような場所だからこそオーガニックにはうってつけかも!?
でも、そんな場所を開墾するには金もかかるし、ボランティアとか、協同とかできないかな?!
とか、色々考える春。