貴方は贅沢していますか?
本当の贅沢とはどんな生活を指すのでしょうか?
ぜいたくしているわけでもないのに、なんだか生活がカツカツという方はいませんか?
知り合いの家庭では
家計は最低でも毎月3万円は貯蓄しており、一見うまくいっているように見えます。
それでも生活にゆとりがないと感じるのは、どうやら暮らし方、特に趣味にかけるお金に問題があるようでした。
20代半ばで結婚後、なかなか子どもに恵まれなかったご夫妻はいつしかガーデニングが共通の趣味になりました。
「植物に手をかけ、子どものように育ててきた」そうで、苗からきれいな花を咲かせることに喜びを感じていました。
そんな生活のなかで念願のお子さんを授かったわけですが、どうやら子育てにかかる支出が増えた分をうまくやりくりできていないことが「生活のカツカツ感」を生んでいたのです。
同じ収入の中で生活する人数が増えれば、当然支出は増えます。
そのぶん、ほかの支出を抑えるなどして収支バランスを取るのが普通です。ところが夫妻には無意識のうちに確立してきたこだわりの使い道があり、お子さんが生まれてからも2人で暮らしていたときと同じ感覚で暮らしていたのです。
こだわってお金をかけていたのは、まず冒頭で触れた月3万円の貯蓄で、将来に備えるため必ず捻出しています。
もう一つがガーデニングで、「そんなに使っていたとは思わなかった」そうですが平均すると月2万5000円ほどに上っていました。
育児にお金がかかり始めてからはガーデニングの出費を抑えなければと思っていたものの、
肥料や土、支柱など「これがいい」という情報を得ては唯一の趣味だからという誘惑に勝てず買い求めていました。
まだ使い切っていないものがあっても、です。
一つ一つの単価はそれほど大きくないものの、積み重なればかなりの金額になります。
月の手取り収入28万円強のうち、この2つの「こだわり」だけで計5万5000円もかけていたことを改めて知り、夫妻は驚いていました。
さらにお子さんのことを思い、学資保険への支出も8000円ほど増やしていたのです。
そもそもお子さんが生まれると、ミルクや紙おむつ代など日用品の支出も増えますし、食費や水道光熱費も増えて当たり前。
支出の前提が変わっているのに、貯蓄と趣味に充てるお金を聖域にしていては生活が苦しいと感じても無理はありません。
そのしわ寄せは、ほかの支出に向かいます。
最たるものが食費でした。
ご主人は平日の昼食を家から持参するおにぎりか、一食200~300円程度のファストフードや牛丼で済ませていました。
たまに一家で外食するときも、ファストフード店でお子さんと100円メニューを食べたりするそうです。
「ちゃんとミルクも飲ませて栄養のバランスは取っているから」といいますが、そういう問題ではありません。
食は生活や人生の豊かさを支える重要な要素だと思います。
「節約しなくては」と思うと、夫妻に限らず支出に占める額が大きい食費を極端に削ろうとする方が多いのですが、これは「やりくりが苦しい」「大変だ」と心理的に大きな負担を感じる原因になりがちなのです。
毎日の生活の楽しみにも直結する食費の極端な節約は好ましくありません。
不健康にもつながります。
「子どものことはかわいいし、不自由なく育てたい。だから貯蓄額は減らしたくはないし、将来に備えての学資保険も大切だ」。
思いは分かりますが、家計のバランスが崩れている現状ではその考え方を変えていかないと「カツカツな生活」からは抜け出せません。
支出は全体的に見直す必要がありましたが、夫妻にまず考え直してほしかったのは貯蓄と趣味に充てるお金でした。
特に趣味については、その意義やガーデニング自体を否定するつもりはまったくありませんが、
明らかにお金をかけすぎです。
お子さんとガーデニングにかけるお金のどちらが大切なのか。
趣味にそこまでお金をかける必要があるのか、抑える方法はないのか。
家計における趣味のあり方についてとことん話し合いました。
趣味にかかる出費を抑えられれば、貯蓄額は3万円を維持してもうまくやりくりしていける可能性があります。
話し合った結果、ガーデニングではどんなにいいと思える植物や関連用品を見つけても、手持ちのもので間に合う場合は手を出さないこと、月々の予算も1万5000円を限度にすることを約束してもらいました。これらを守っていく工夫も具体的にSさんご夫妻が自主的に考えたものなので、実行できると思います。
また2万2000円かけていた生命保険料も、学資保険を含め9000円減の1万3000円にしました。ほかにも通信費や被服費などを少しずつ見直し、必要以上に節約していた食費を4割ほど増やして生活にゆとりを持たせました。
それでも全体で1万4000円が削減できたため、これを原資に必要に応じて貯蓄額を増やせるようにしました。
従来の3万円に上乗せした分の貯蓄は、お子さんに必要なものができた時に購入するための「特別支出用」資金として備えることにしました。
収入として得るお金は同じ金額でも、その使い方によって満足や不満・不安、窮屈さやゆとりなど感じ方に差が生まれます。
家族構成が変わったり、生活の仕方が変わったりした場合は、それまでこだわっていた支出のあり方にメスを入れ「家計改革」することも必要です。
その際、Sさん夫妻のように知らず知らずのうちにこだわってきた出費は自分で気が付かない場合もあります。
一度書き出してみたりすることで「見える化」し、支出の内容を客観的に見直すことも有効です。
ちなみに僕は手帳にジャンル分けして簡単に書きます。
二段階です。
投資か支出か。
そして、健康、愛、仕事、など…
良かったら参考にしてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また明日お会いできるのを楽しみにしていますね。
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✨プチ社長✨