例年、この時期は香港に練習に行っているんですが、悲しいことに今年は無理そうですね。
「ああ、香港に行きたい!」と毎日思っています。
写真は道場の近くにある「蛇料理」のお店です。この時期が季節と聞いて以来、行くと毎回食べるようにしています。(結構おいしいですよ)
さて、武道、武術や格闘技の上達する条件(というかコツ?)について「習う人に謙虚な態度」が必要だという話を良く聞きます。
詠春拳の道場でも先輩にそういった質問をした事がありますが、やはり「謙虚」であるとか「素直」が大事という言葉を聞く事が多かったです。
となると、習い事で謙虚とか素直って何?って事ですが、今回は僕の経験と考えを書きます。
内容は非常にシンプルで3点。
①先生や先輩に良い質問を素直に上手くすること。
②先生や先輩の話を注意して聞くこと。
③感謝できること。
まず、①先生や先輩に質問を素直に上手くすること。
これ非常に重要だと思います。
以前、道場にブラジリアン柔術のインストラクターの人が来ました。
メディアでご存知な方も多いと思いますが、ブラジリアン柔術って「強い」。 しかもその人は身長は180センチ以上で筋骨隆々のアメリカ人です。
しかし彼は決して詠春拳のテクニックのあら探しせずに、まず教えられた事を解釈しようとする。 その上で何故そうするのか、上手く出来ないと自分の何がいけないのかと聞く。
さらに最初の質問から次の質問の仕方が、説明している側の発言を促す「合いの手」の様になっているので、先生や先輩の言葉を引き出すのが上手い。教わり方が上手いというか、でも謙虚なんです。(ブラジリアン柔術の事も自慢しないし)
彼は多くの大切な情報を限られた時間で手に入れるけど、態度が謙虚で偉ぶらないのでクラスにもあっという間に溶け込みました。
クラスで情報を沢山手に入れるというと、人によっては必要以上の情報は「お腹一杯になるだけで、未消化になる」という事もあるでしょうが、知らないよりは知っていた方が早い上達には役立ちますよね。
次に「②先生や先輩の話を注意して聞くこと」ですが、これは細かく説明するまでもないかと。
上達の早い人は非常に注意深く先生や先輩の動きを細かいところまで見ているのに加えて、説明や人の話を良く聞いています。
実は先生や先輩って「ぽろっ」と大事なことを言う事があります。 この一言を聞き逃さないことが上達には重要です。
いちいちクラスでそんな事してたら「ストレス解消にクラスに行っているのに逆に疲れちゃう」という声が聞こえてきそうですが、限られた時間で上達をしたいのであれば「クラスは先生や先輩の話や動作を頭に入れる場所」とある程度は考えておいた方が良いかと思います。
だって、習い事って上達すると嬉しいし、上達事態が続けるモチベーションですよね。
その上で、クラスで習った事を毎日5分、10分で良いので復習・練習する。(毎日が難しければ週2~3回でも)
さらに次のクラスで疑問点や自分の悪いところを質問、確認する。
これを習慣化できると限られた時間で長時間練習しなくても、結構な速さで上達します。
僕の詠春拳の先生や先輩は「上達したければ練習は飯を食うように」と言っています。
ご飯を食べるように日常生活の一部にするのが上達のコツという事ですが、確かに一旦習慣化するとこれらの事が苦にならなくなります。
また、面倒な時、疲れた時でもクラスには行くこと。クラスで「ボーっ」としてたり、怪我をしない程度に気を抜いていてもOKです。とにかく続ける事を習慣化して下さい、継続は力なりです。
最後は「③感謝する事」。
アメリカの道場で一番感じているのは「金払ったんだから、その分教えろ」って態度を取る人が多いです。ファーストフードの様に技術が手軽に手に入ると思っている。 ただ、教えている人や長い間続けている人は、当然ながら自分がしている事が好きなわけですから、少なくともその点は大事にしてあげる、リスペクトするべきだと思います。
僕は武道や武術に限らず、何かを習う時は折角クラスに行くんだから出来るだけ、先生や先輩の知識をクラスで引出して、吸収しようと思っています。そしてそこで吸収した技術をリスペクトして、そして教えてくれた人たちに感謝するように努めています。
そうすると気持ち良く、しかも早く上達できると信じています。(当たり前かな)
何よりも自分の知らない事を他の人は必ず知っているので、話を聞くのって楽しいです。
勿論、たまたま自分が知っていて相手が知らない事は教える、というか情報交換します。
冒頭でお話ししたブラジリアン柔術のインストラクターですが、僕は今でも付き合いがあります。丁度10年くらいですね、知り合ってから。
仕事は勿論大事、でもそこから離れた所で得た友人って良いですよね。
コロナでなかなか人と接するのが難しい時ですが、健康に楽しく過ごしたいと思っています。