以前、ブログに書いた「秘伝必殺鉄砂掌」という本の中でタイトルの言葉が書かれていました。
それ以来、僕は漢方薬と東洋医学(中医学)に興味を持っています。
中医学については本を読んだりしていましたが、ニューヨークの詠春拳道場には沢山の鍼灸師が生徒としていたので、彼らからいろいろと教わりました。
※アメリカでは鍼灸師の資格は勿論、東洋医学の公的資格があり、開業されている方が沢山
います。(ちなみに英語で東洋医学はTCM: Traditional Chinese Medicine、鍼灸師は
Accupuncturistです)
道場の先輩でチャイナタウンで開業している人がおり、彼から毎日練習をしたければ肝臓と腎臓の陰を補う生薬を取るようにと言われました。それからは毎日練習後に生薬のお茶を飲むようにしています。(黄精、当帰、クコの実、トシシ、西洋人参、キジツを各1グラム)
※僕はお医者さんではないので、こういう内容は問題が有ったら教えてください!
本来であれば気功等で十分に体を維持できるそうなので、僕はまだまだダメですね(笑)
しかし、このお茶のおかげか、体を毎日動かしても疲れが残りません。
※ちなみに味は黄精とクコの実のおかげで甘くて飲みやすいです。(色はグロですが)
さて、武術の練習と漢方薬の関係は中国武術をする上で話題になる事が多いと思います。
特に養生法と打撲損傷(跌打、てつだ)の漢方処方は各流派に伝わっている様ですよね。
僕は鉄砂掌の練習には顧派跌打酒の加減方(アレンジしたもの)を使用していますが、独特の香りが賛否両論です。 人によってはメープルシロップの香りとか言ってくれますけど。
※跌打酒は40度程度のお酒に乾燥生薬を漬けて作った薬酒です。(外用のみ)
ただし、チャイナタウンでも原料となる生薬の値段が若干上がってきているので、鉄砂掌以外には廉価な処方で作った跌打酒を使っています。 こういった薬酒の処方は友人・知人から教えてもらいました。 効果ですが、個人的にはしっかり有ると思います。
ところでマキワラ等の部位鍛錬にも役立つと聞いていますが、中国武術以外でも使っている方はいらっしゃるんですかね。(ご存知の方、コメントやメッセージを頂ければ嬉しいです)
伝統的な武術だといろいろな処方が伝わっているみたいですけど、中には「?」といったものもあります。 それはそれで、昔ながらの物という事で実際に使用するかどうかは別として一つの文化として維持しても良いのではと思っています。民間治療には当時の人たちの想いが感じられますし。(医療現場で使用されている漢方薬は全く別ですよ、念のため)
こういった武術に付随するものも、失伝しないように大事にしていきたいですよね。
とはいえ、一番大事なのはケガをしたり、体調や体を壊さない事です。
気を付けて、練習していきましょう!
