梅原大吾:勝ち続ける意志力 | はじめの読書日記

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毎日の通勤時間で読破した読書感想文をアップしていきます。週2冊程度、うち1冊はAmazonランキング100位内の売れ筋の紹介にしたいと思います。

格闘ゲームの世界は良く知らなかったのだが、その世界ではかなりの有名人らしい。
そして、スポンサーが付くプロゲーマー。
YouTubeで検索すると、彼の対戦動画がかなりの数ヒットする。

自分自身が昔バーチャストライカーをやるために、ゲーセンに通うような生活をしていて、大会に出たりしてたので、懐かしさを感じながら、この本を手に取った。

<帯に書かれている名言集>

・自分を痛めつけるだけの努力はしてはいけない
・成長のためには、相手の弱点をつかない
・生まれ持った才能に頼る人はいずれ勝てなくなる
・正しい努力とは変化し続けること、前身し続けること
・99.9%の人は勝ち続けられない

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そして、学校に対する批判的な視点が自分に近かった。

<引用>

担任の先生の口癖は「とにかく勉強する!」だった。
バカにしているのか、本気で言っているのか。
本気だとしたら、きちんとした説明がほしかった。
勉強するならするで、その理由がほしかった。

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私の通っていた公立高校は、地域でNo.1とのプライドがあるらしく、教師どもはありがた迷惑なくらい、勉強時間を費やすことを求めた。
ムダな宿題・課外にうんざりしていた。
無意味に国立大学合格者数を伸ばしたかったみたいだ。
と言っても、効率がかなり悪くて、今でも続けているのかもとか思うと、後輩が可哀想に思えてくる。
自分の成績は悪くなかったはずだが、その態度が気に入らないのだろうか、常に辛く当たられた。
世間を知らない、田舎の高校教師に人生を語られたくないので、アホらしくなったいた。

著者の環境がどれくらいだったかは分からないが、プロゲーマーと言う職種が日本に存在しない時代に、ゲームに取り組み続けた意志も凄いと思うし、許容した両親の度量も大きいなと思う。

何冊か本を出しているようなので、別の本も手に取ってみようと思います。