新緑が眩しい清々しくて過ごしやすい気候になりました。

今年の夏も猛烈に暑いと予報が出ているので、今のうちに爽やかな風を楽しみたい気分です。

 

 
新緑の葉っぱたちは太陽をいっぱい浴びて、ますます大きく育っていく、
そんな過程が見えて気持ちが良くなります。
 
特に雨上がりの朝、朝日をたっぷり浴びて、今日という1日を喜びを持って生きていく葉っぱたちをみると
なんだか幸せだな〜って思うのです。
 
小さいことに喜びを感じられる自分、そんな私になれてよかったって思います!

 

 

 
若い頃に比べると遥かに悩むことが減って、悩み事ってない(笑。
幸せなことだなぁ。
 
悩みはないけれど、本当にこれでよかったのだろうか、と自問自答することは・・・あります。
それはやっぱり生徒のことだけれど。

 

 

 
先日、娘の去年の担任の先生と立ち話をしました。
用事があって小学校へ出向いた際です。
 
先生の息子さん(高校生)の英語の話になり、そして学力の話しになり。
 
やはり教育者として長年教えている同志としては同じことがわかっている(笑。
お互いにわかり合いながら話せるのはとても楽しいひとときでした。
 
先生はご自分のご子息の英語力をあげたいがどうしたらいいかというご相談。
でもそれはものすごく英語をできるようにしたい!ということでは決してなく。
赤点回避ってことでしょうね(笑。
 
 
 
 
 
親の願い = 勉強できる子どもに育てたい
 
 
先生の本音 = やらせれば全員勉強ができるようになるわけではない
 
 
 
笑。
 
「全員同じようにやらせれば勉強ができるようになるのならば東大に全員合格しちゃいますよね」
 
「その子の伸びしろいっぱいは伸ばしてあげることはできますけどね」
 
「スポーツも足が速い遅いあるのと同じですよね」
 
「本当にその通りですよね〜〜」
 
 

 

 

 
 
大人は自分の子どもが勉強をしないからできないと思っていることが多いです。
 
でも実際はその子どもにとって必要がないから、かもしれないと私は思うのです。
本当に自分の人生に必要になった時、人は本気で学び始めるものだと思います。
 
 
それに勉強したいって思わせられてない大人の責任だって忘れてはならないと思います。
 
このテストでは点を取りたい、この勉強は面白かったって、子どもに思わせられるような
そんな授業をしていますか?
 
この先生が好きだから、この教科は頑張りたい!
そんなふうに思ってもらえるような大人であなたはいますか?
 
私はそれを自分に問いかけています。
 
 
 
 
・・・ってことで5月は悩める子どもたちが多い時期。
 
鬱々としている中学生女子たちや、何だか体調がすぐれない高校生男子たちもいて。
母たちの勉強させてくれって気持ち、わかるけれど、そもそも心がそこに向いていない人に教えても
何もならないのであります。気持ちはわかるけど。
 
ってことで、真面目な男子には
「キミはもっとエロいことを日々考えな!元気出るから!」
と励ます(笑。
 
ちょっと自分が元気になることを考えて、よし、今日もやったるか!そんな気分になって欲しいです。
 
そしてそんな気分に持って行ってから勉強するほうがよっぽど捗ります。
 
 
心が整い、やっと勉強に向かえる。
そして若葉のキミたちは強い風に激しく揺れる葉っぱたちのように
心もざわざわ揺れて、心が整いにくい年頃だよね。
 
 
親の願い、もわかるんだけど(お金をいただいているし(笑))、
でも・・・やっぱり私は
「子どもの心を第一に優先する」
そこの主軸をずらさない、そんな大人でいたいと思っています。