中学生も高校生もテストでの最難題と言えば・・・英作文。

 

国語の作文だって書くのが難しいのに英語で書くってどうしたらええ〜のと途方に暮れる生徒たちです。中学2年生くらいになるとレッスンに英作文と長文読解を入れています。

 

最初は全然できなかった生徒たちも、型を教えるとなんとなく書けるようになっていきます。中学3年生になると目を見張るほど上手に書けるようになる子もいます。

 

 

 
もちろん英語がもともと得意である子は英作文も上手に書ける子も多いですが、文法ができてもなかなか思いつかなくて1文も書かずに終わる子もいます。そんな中で成長していく子どもたちで英作文が上手に書けるようになった子の特徴は・・・
 
1)簡単な英文で書く
2)代名詞を忘れない
3)単数名詞に冠詞をつけ忘れない
4)複数形にするところを間違えない
 
 
1)の簡単な英文で・・・
は自分の知っている単語と英文法でしか書かないということです。
英語のテストの点数があまり取れない子でもこれさえ守れば英作文で点数を取ってくるようになります。
 
2)〜4)
の共通して言えることは、日本語には「ない」ということです。
 
日本語にも代名詞はあるのですが、いちいち「私の母さんが」という人はあまりいません。「お姉ちゃんと喧嘩した」といえば、その話者の姉だと推測する言語なので、英語のようにいちいち「my sister」ということに慣れていないのです。
 
なので、日本語から英語に変換して考える英作文では多くの生徒が代名詞、冠詞、複数形を書き忘れることによって点数を落とすことになります。
 
そして逆を言えば、英作文ができる生徒というのはこの日本語にない代名詞、冠詞、複数形を間違えずにきっちり書くことができる子、と言えます。
 
 
冠詞って本当に難しいです。複数形もvegetableは不可算名詞になったり可算名詞になったり、本当にこんがらがっちゃう。だからこそ不安に思う文章はとにかく書かないこと!
 
それに尽きると思います。
 
県立受験までもう少し。
今日も英作文からレッツゴ〜〜!