まだ娘が生まれてない頃は
マンション住まいで
ペットが飼えなかった。
私が独身の時飼ってた犬は14年生き
雨の日 ひっそりと息を引き取った。
それが悲しくて悲しくて
「もう犬は二度と飼わない」
そうも決めていたのだが
自分の子供にペットははずせなかった。
かわいいなら世話をする、
弱いものにイジワルはしない、
いて当たり前だったものが なくなる悲しみ、
ペットによって得るものはたくさんあるから。
でもマンションで飼えない。
犬も鳥も鳴く。猫はその上爪とぐ。
そして見つけてきたのが
「ももちゃん」というプチラビットだった。
手のひらサイズで
どの角度から見てもグレーのピーターラビットで
毛並みツヤツヤ
黒いおめめ。
顔を洗う姿のラブリーなこと。
そして小さい。
鳴かない。
こっそり飼うにはピッタリだった。
よくエサを食べ、やがて
30cmほどのウサギに成長。
「プチラビット」ってなんだっ
寝転ぶ姿のだらしなさ。
機嫌悪いときの その座りきったおめめ。
あのときめきカンバーーーーック!!
ペットがいなくなる悲しさはどこへ
ヤツの最期は「失踪」
あとで調べたら
ウサギは1日中食べているし
食べた分だけデカくなるってことで
今手ごろサイズのパパちゃんは
そういった経験に基づき
エサを調整しつつ
育ててきたわけであります。
現在8歳でありますが
今は好きなだけ食べさせるようにしてる。
子供にも
「もうそう長くないから好きなだけ食べさせておやり」
魔法使いのババァのような口調で言い
子供らも
「・・・うん」
鍋に入れられて食われるんじゃないかというような顔で
しんみり返事した。
それから3年。
ぱぱちゃんはまだすこぶる元気である。
「まだ死にそうにないね^^」
子供たちは少しホッとして
毎日エサをあげている。







