一つ一つ改善・・・ | スタンダーズのブログ

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岐阜の田舎でひっそりと旧車をイジっております。
旧車の再生も人生も「ぼつぼつこつこつ」・・・
なんでもほどほどに・・・中庸が一番。

あらららららっららららら~~~

配線の溶けを発見!

前オーナーさんもこれはご存じでして・・・
オルタネータ―~ヒューズボックス間の配線引き直しをしてありました。

もちろん、こちらの配線には電気が通らないようになっておりましたが・・・。
気になるので配線を取り去り、再結束して・・・。

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配線を再確認するためにオルタネーター側を見ると・・・

何も刻印が無い!!
本体もメーカー不明、銘板も無し・・・
ICレギュレーターも品名記載無し・・・。

このオルタネーターはもちろんトヨタ純正では無く、社外の流用品とのこと・・・。

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ネットで色々調べると・・・
似たようなICレギュレーターのカタログがあり・・・
形状が酷似していたので、おそらくコピー品?

コピー品なので同じ配線の配列であると推定し・・・
IG、S、Lの配置を確認!

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配線を再び引き直し・・・
イグニッションONでランプ点灯!
(前オーナーさんの後付けランプ・・・本来はメーター内のCHGランプ)

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後日、充電も確認でき、これで発電系統は安心。


お次は・・・
気になっていたコラムシフトのガタ!

この頃のコラムミッション車はギア操作を無理に行うと・・・
ギアが噛んでしまい(正確にはシフトリンケージが固まる?)・・・
交差点でボンネットを開けて・・・
シフトリンケージをハンマーでガン!!
という光景がよくあったらしい・・・。

リアルタイムの人の話によると・・・
特にトヨタ車(クラウンやコロナ)によく起こったらしい・・・。

ダットサンなどもあったらしいが・・・
トヨタ車より少なかったみたい・・・。

私も以前、クラウンRS56に乗っていた時、やっちゃいました!

まず、シフトレバーシャフト本体のガタ・・・

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シャフトを外そうとしましたが・・・
このピンが抜けず断念!

そして、観察すると・・・
シャフトとステーの間に本来あるはずのブッシュが欠損してます!

もちろん、メーカー欠品!

何かないかとガレージを物色して・・・

新品バッテリーを買った時に端子についているプラスチックのカバー・・・
上面を切断し・・・
縦に切り込みを入れ・・・

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あるであろう位置に取り付け・・・

とりあえず、ガタは少なくなりましたが・・・

おそらく、耐久性は無し・・・。

あくまで応急処置ですが・・・意外と長持ちしたりして・・・。

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そして、定番のリンケージブッシュ交換!

今回は奮発して・・・
それほどすり減っていない箇所もすべて交換!
(クラウン一台に6か所あります。)

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おかげで、シフトはスコスコ入ります!

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お次は・・・

RS40系のエンジンマウントは形状が変わっていて・・・

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流用が難しい形状・・・

左のマウントは特に経たりがあり・・・
エンジンの重さで金属同士が接触しそうな・・・ギリギリの状態!

そこで、間にL字のゴム(その辺に転がっていた板バネ用ゴムを適当に切った破片)を入れました。

金属同士が接触して、エンジンの振動が直接ボディ側に伝わらないように・・・
こちらも苦肉の策・・・。

こうやって気になるところを・・・
部品が無いなりに工夫したり・・・
実験台にしたりして・・・
一つ一つ改善していくのも・・・

旧車イジリの楽しみか・・・。

部品があると・・・
面白くない?