毎週水曜日は、新宿ゴールデン街の一日マスター
後は、気楽な出版屋稼業
― 道楽隠居の作り方 ―
発行元に特化したから出来たこと
なぜか、いろいろな出版社(7社もだよ)の社長をやってきました。
もちろん小さな出版社ばかりですが、ベストセラーも作ってきました。
M&A(出版社の場合は口座売買が主です)も、10社近く関与しました。
(取次の)新規口座開設も6社(一人がやった件数では新記録かも)。
そんな私が行き着いた先は、一人出版社でした。
一人だから出来ること、出来ないこと
人を使うことの煩わしさに振り回されてきたように思います。
一人ひとりの能力を引き出すにはどうするか?
効率良く全員を動かすにはどうするか?
増大する固定経費、安定収入の道はないか?
資金繰り、社会保障の手配、複雑多岐に渡る諸経費の処理。
もう嫌だ、これじゃ自分の仕事が出来な~い。
単行本の難しさ
売れそうな企画や原稿は、コンスタントには入ってきません。
時には集中し、時には待てど暮らせど片鱗さえ見えないこともあります。
だから中堅以上の出版社は、安定収入を求め雑誌へ傾斜します。
人件費などの固定費を抱えると、売れそうもないと思っても手を出します。
毎月の売上(新刊の比率が高い)を平準化するためです。
自信のある本だけ出せばいいのに、無謀なリスクを負います。
それでも出さざるを得ず、自然と二匹目のドジョウを追うことになります。
一人出版社だから
幸いなことに私は、長年の業界暮らしで、知人友人に不自由しません。
印刷所も、取次も、大手書店も、まだ生き残りが大きな顔をしています。
ほぼ電話一本で、大概の案件は片付きます。
編プロや、デザイナーや、DTPオペレーターも、必要に応じてチョイスします。
そして何よりも、私の本作りの著者の8割方は、リピーターです。
気心知れた相手ばかりだから、大概の無理も聞いてもらえます。
仕事のないときは遊び、仕事があれば専念する毎日です。
週に一度、一泊二日の都心です
本作りの相談は、私が週イチマスターを務める新宿ゴールデン街の飲み屋。
取引先も、毎週水曜日にゴールデン街へ呼び付けます。
水曜日は本作り相談日、一泊して、翌日は関与先出版社巡回日です。
おまけに私は、ケチと来ています。無駄な経費は使いません。
片田舎(秦野)の団地が住まい兼編集室。
都心までは時差回数券(AM10:00~PM4:00)の使える時間の移動です。
(東海大学前~新宿、片道610円が508円也)
でも、ロマンスカーしか使いません
特急料金は、途中の本厚木までで、550円也。
そして発車時刻までは、いつものカフェコーナー。
混雑も関係ないし、ノンビリとノートパソコンを開いています。
もしかしたら、私のケチって、最高の贅沢かもしれませんね。
だから、『今日も、隠居日和』なのです。
だいぶアメブロにも慣れてきたから、明日からは「日常の私」に戻ります。
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本の企画を考える(その4)『敵は、本屋さんに在り』アップしました。



