前回から続く下顎の腫れ
昨年の12月に下顎の骨折をして、1月前半ぐらいには腫れが引き、一安心していたのですが、1月中旬ぐらいからまた、下顎が腫れだして、まったく腫れが引かない状態続き、飲食禁止になり、経管栄養の管を入れられてから1か月半経ちました。
再発か~?????
ある程度腫れは引いたのですが、膿というか体液というかわからに物が、下顎から出ます。
血液検査で炎症値は高くないのに、なぜ腫れが完全に治まらないのか、なぜ、膿が出続けるのかわからないとのことで、もしかしたら再発かもしれない???と言われ気持ちが急落下。
よって、2週間前に組織検査と造影CTをとり、結果が出るまでの間、絶望感に押しつぶされそうでした。
今度手術をしたら、もうまともに生活出来ない状態になるからです。先生もさすが手術は無理と言いそう。
骨髄炎ですか?????
検査結果の告知日が来ました。
結論から言えば、再発はしていないとのこと。
ただ、組織検査の結果は炎症による出来物で、CTは、筋肉が溶かされている。
つまり骨髄炎ですとのこと。これもまた厄介です。癌よりもやっかい???
確かに下顎の骨が一部凹んでしまって、そこに液が溜まっている状態。
このまま放置すれば、下顎の筋肉および骨が溶かされてしまう。
よって、骨髄炎治療のため、他の病院で高気圧酸素療法を行うことになりました。
高気圧酸素療法
以前、抗がん剤+ハイパーサーミア+高気圧酸素療法の1セットで2年前に体験していました。
高気圧酸素療法は基本的に寝ているだけですが、気圧を上げる段階で、ものすごく体に負担がかかります。
出来れば、やりたくない治療の1です。
耳の鼓膜は軋むし、首がものすごく痛くなる。治療を終わった後も数日、耳に異変があり、エコーがかかったかのような状態になる。
高気圧酸素療法の開始
先週の金曜日に1回目を行いました。
この治療で重要なのは、耳抜きです。これができないと気圧を上げたり下げたりする段階で、鼓膜が破れそうになるぐらいの痛みを伴います。要はトランペットを吹くときの要領に似ています。
前回は、顎もあり空気も漏れないので容易に出来ましたが、今回は顎が無いのでどうしても空気が漏れる。
同対処しても、出来ないので、あくびをしたり、唾を飲み込んだりして応急措置をとりましたが、やはりこれだけでは、厳しかった。気圧を上げる最中に鼓膜が猛烈に痛い。それに伴い首が折れそうなぐらい痛い。でもだからと言って治療を中断したとしても気圧が完全に下がらなくては、カプセルから出られない。体調不良が発生しても、すぐにはカプセルから出られないのです。よって、我慢してそのまま続行してもらいました。
2気圧まで達した後は、鼓膜や首の痛みは無くなりそこから1時間の治療。その後、15分かけて気圧を下げる。この時も、鼓膜がビリビリと音を立て、破れそうになります。
これを解消するための手段が、耳抜きですが、今回はそれができないので我慢。
昨日2回目の治療。さすがに、耳抜きをどうにかしないと無理と思い、試行錯誤で舌の動きなどを研究して、息が漏れない方法を見つけました。
そして昨日、それを実行。上手くいきました。1回目と違い多少の苦痛はあったものの、すんなり治療を終えることができました。
高気圧酸素療法で骨髄炎の治療は30回が限度の様です。連続して受けた方が効果があるということで、月曜日から金曜日まで受けられるように予約しました。毎日往復で4時間の道のりです。
この治療は1回の費用が保険適用で1万円弱なのにはさすがに驚きました。高い!!!
まあ、限度額で8万5千円ぐらいになるので、2か月で約17万円ですね。
30回なので2か月ということですね。
これで、治ってくれることを期待して、頑張っています。
放射線治療の後遺症
やはり放射線治療の後遺症が出ました。放射線治療後はなんともないのですが、年を経過するごとに、その影響はどんどん育っていきます。僕もそうでした。
年数が経過するにつれて、どんどんその影響は膨らみます。