今いる業界では資格が結構重要視されます。
持ってなくてもいいのですが、持っていれば一目置かれます。
僕ももともとIT業界でアプリケーション設計を行っていましたが、48歳の時に全然違った仕事をしてみたくて、転職してみました。そのころの給料もそこそこ良かったし、アプリケーション創作などが楽しくて、転職する理由が分からないまま、気の迷いで転職。もっとも、家のローンも返済完了していて借金は全くない状態で、妻もそこそこ稼いでいたので、奥さんも反対なしでした。
何も決めないままに会社辞めてみました。
辞めた時、さあ!何をしようかと考えたのですが、どんな仕事ができるのか分からないまま、知り合いに、ものすごく楽で、ものすごく給料が安い仕事なら紹介するよ!など言われ、やることもなかったため、その船に乗っかりました。面白くなかったらすぐやめればいい程度に。確かに仕事はものすごく楽。残業は無い、定時には必ず帰れるなど、今までのIT業界とは180度違う世界。しかし給料は今までの1/3。高校生の給料並み。
それでも、石の上にも3年と思い頑張りました。
仕事はビルの設備員
ビルの設備員というビルに常駐して、電気、空調、防災などの監視、修繕する仕事で、この仕事に入るまでは、蛍光灯も取り換えたことが無く、妻から情けないと言われるほど、何も知らなかった。
でも、知らないことを知るようになるとものすごく面白い。僕はなんでも興味があり、人よりも出来る様になりたいという性格。かれこれもう10年たちました。
この業界、給料が全く上がらない。上げるためには、資格手当で上げないといけない業界。
蛍光灯の取替もわからなかった自分が今や、電気工事士、ボイラー、ビル管理士、冷凍機械、消防設備士、宅建などもろもろの資格を取り続け、3,4年余りで気が付けば20個ぐらいの国家資格を取得していました。
合格率は一番低いもので20%前後、高いもので70%前後など、もろもろ。
この10年余りでDIYなど結構出来る様になりました。ある程度の修繕なら、自分でできるまでに成長。
家では、網戸の貼り替えをし、玄関タイルの貼り替え、戸棚の作成など色々やりました。
電気配線を引き直したり、車の傷の塗装など、飛躍的な進歩です。
60歳まじかで、無謀な挑戦中
長年取得しようとして、病気でそんな余裕がなく、延期してきた資格を受けるために猛勉強中です。
この資格は電検3種といって、合格率が10%前後。電気理論など数学を用いた難易度が高い資格で、現在悪戦苦闘中。
取れれば、60、70歳以降の就職も手に入れたもの。
などなど、今は再発癌など考えない様にしています