前回の主治医との面談で、今回は奥さんと同伴でお願いしますとのことで、ちょっと不安になりました。
今回は4日前で、妻は不安な面持ち。
話の結論
結論からいうと、この先、鼻の骨が非常に薄くもろくなっているようにCTから見受けられると。
よって、感染症などが高い確率で発生することと、もし感染等により脳内で出血がおきたら、もうどうすることも出来ませんという話。そして、今後再発しても、手術はできませんとのこと。先生曰く、その時はゴメンなさいです。
という事は、放射線治療も抗がん剤治療もできないので、再発しても治療不可能ってことなのね!!ああ~
過剰の放射線治療により、骨が溶け薄くなり、非常に危険な状態とのこと。
放射線治療を行ったことにより、再生はしないとのこと。。
まあ、ある意味、癌の再発でなくてよかったよかったけどね。。。。
義歯の着用禁止令
義歯は口の中を圧迫するので、今の状態では危険度が大きいとのこと。
今の状態は今後も悪くなることは合っても良くなることは無いので、一生無理。
妻も心配して、装着はしないで!!と。
と言ってもねえ!! 話ができないし、食べることもままならないしねえ!
ところが、人間の慣れって、改めてすぐいと思う。
慣れれば、ちょっと工夫をすると食べれるじゃん!!
鼻をテッシュで塞いで、少量ずつ口に入れ、頬の筋肉をつぼめれば、あれ不思議!!
固い物も含めてたべれるじゃん。煎餅もぼりぼりと。飲み込みはもともと強い方なので、義歯を装着時よりも飲み込みやすい。
そして舌の使い方も、昔から器用だねえと言われるぐらい動く。
汁ものも、鼻を塞いでいるので、違和感があるが問題なしに飲める。
ぜんぜん問題ないとまではいかなくても、これで乗り越えられそう。
発音も、義歯を装着しないでも、腹話術の手法や口の動かし方により、少しは聞き取ってもらえるようになった。
義歯無くてもいけるかも!!
義歯の作成経過
義歯を作る時には、生徒が沢山見学することが良くあります。
先生は、これだけ大きくとってしまった人はなかなか見る機会が無く、この様な義歯の作成もめったにないので、見学させて下さいと言われた。まあ、学生の勉強になるならいいよねえ!!
義歯もいよいよ最終調整も終わり、次回は出来上がったものを装着する段階まで来ました。長かった~!!
手術からかれこれ、10か月だねえ!でも装着後の微妙な調整もあるだろうから、ざっと1年はかかる感じですね。
初めはマウスピース(シーネ)から始まり、仮義歯に移行して、そして本義歯も3段階。
本義歯は初めのマウスピース時より2倍以上大きいし重い。
本義歯は結構大きいので、朝起きた時に口が開かない状態では絶対に装着は無理。そして取り外す時も結構苦労しそう。
義歯を装着してはいけないとの事もあり、出来上がってもこれは無理かもしれない。記念品になるかも。
結構大きな穴を塞ぐために、圧力は高くなりそう。。。。仮義歯が壊れない限り、通常はこれだなあ~ていう感じです。
嗅覚が徐々に戻ってきた。
手術をしてから、臭いが全くしなくなった。もう諦めていた!!
しかし、10か月経過したこの頃、臭いがするようになった。今回から、アレルギーの薬を追加してから。
臭いを失ってから、臭いが何となくするようなしないような感じがあったが、それは過去の記憶で脳が臭いを作り出しているような感じでいました。ところが、臭いがするのが分かったのは、トイレに入って大便をしたときに、臭い!!と感じた。
10か月も臭いから遠ざかっていたので、気のせいぐらいにしか思ってなかったが、周りからも臭いがする。するする。
感動です。主治医の先生に、手術後臭いがしないんですけど!!と訴えた時に、抗がん剤治療や放射線治療をとことん行ったららねえ~とそれらしい答え。。。いいわけかあ~と思いながらも、別病院の元主治医に聞いてみたら、手術前はしたんだよねえ!!
との答え。したした。という感じであきらめていたのですが、アレルギーの薬を飲みだして、改善された。もしかしてこのせいかあ~。
また、臭いを感じる今に、満喫をしています。