手術後、3週間ちょい、経過しました。

 

手術後すぐは、切り取った頬骨当たりに、大量のガーゼが詰まっていて、そして腫れていたので、窪んでいる頬も許せる範囲内であったけど、3週間経過した今、ガーゼもなくなり、腫れも引き始め、容姿の全貌が露出してきた。

はっきり言って、無残。。。。えーん

 

これ程までか~。。。 年取っていくたびに、もっとひどくなるかも。。

若いころなら、自殺を考えたかも。

再建をしていれば、ましかもしれないが、再建なしの方針の医者なので、再建なし状態。

マスクなしでは、外出できないよぉ~びっくり

 

今回失ったものは計り知れない。得たものは、この先の経過次第でいまはわかりません。

 

嗅覚障害でまったく臭いを感じられない。

容姿の変貌、会話、飲食機能の低下

 

上顎歯肉癌は、切り取る範囲が小さければ、多少の我慢で乗り切れるが、僕の様に切り取る範囲が多いと、QOLを考えた手術などできないことがよくわかりました。もっと、再建をしてくれるような医者ならば、QOLを期待できたかもしれませんけど。

でも再建は再建で大変だと思いますけどね。再建手術も、再建後の何年間も色々な困難に耐えなくてはいけないようですけど。

 

僕がまだ、女性でなくてよかったと思います。今は、ショックが大きいですが、そのうち慣れるでしょう。

 

暗い話はここまでとして。

退院後、食欲が溢れてきて、1か月後にはデブになりそうな勢い。

放射線治療や抗がん剤治療の時は、味覚0の状態のときは、カロリーメイトぜりーとか病院から支給されたエンシュア、バランスメイトでしのいでいましたが、今回は開口障害だけで味覚はしっかりあるため、なんでも食べれますが、基本自分の歯が5本しか残っていないため、硬いものとかは怖くて食べれない。折れたら取り返しがつかない。

何を食べようか考えていたら、シチュー類でしのげそうな気がしてきたので、大量にレトルトのクリームシチュー、ビーフシチューを大量買い込みました。おいしいし、食べやすいし、カロリーが取れる。毎回何か治療を行う度に、その時の状況により色々考えるのが楽しいです。正常な状態のときは、物の値段に左右されながら購入しますが、こういう状態のときは、おいしそうなものであれば、値段を気にしないで購入したりします。今回も通常なら手を出さない値段のレトルトを大量に買い込んだりして。。。