明日、無事退院します。
手術を受ける前に、先生に手術後のことを色々脅されましたが、鼻から栄養管無しに、退院できました。
しかし、先生は今後どのようなことが起きるか予想ができないと言われまいた。
それは、放射線治療をありえないぐらい行っているため、今後の見通しは予想がつかないということです。
そうだよね~。通常80グレイが危険ラインとされている中で、僕は200グレイ 2.5倍の放射線を帯びているからなあ。
(bnctの理論値を80グライぐらいとした場合)
口が開かなくなった。
入院時は、口は確かに開きずらかったけど、なんとか指2本ほどの開口があった。手術後、一時的に開き気安くなり、うれしかったが、その1週間後には、指1本がやっと入るぐらいの開口になってしまった。
手術後は、こういうことがあるようだ。
やばいぞ!!このままでは・・・・・
最低指2本入らないと、本義歯が作れない。
傷の治り具合で、本義歯作成に移行するのだけど、大体話を聞くと3か月ぐらいのようだ。
それまでに、手術前の開口状態戻さないと。。。。
本義歯になると今よりも話しやすくなり、食べやすくなるそうだ。
開口練習をやり始めたが、右頬、顎関節周辺が腫れてしまった。
歯科相談して、開口器を購入して、開閉練習を行った。
ところが、開口では多少痛くても続けるように言われたので、続けていたら、顎関節周辺が痛くなってきた。
よって、中断して次の日に鏡をのぞいたら、腫れている。
先生に、腫れているけど大丈夫かなあ~と聞いてみるが、単なる浮腫みとしてとらえたよう。
俺は違うと思うけど。。。。
よって、早く始めすぎたのかもしれないので、もう少し時間がたってから、続けようと思う。
連携病院
現在の病院は、自宅からかなり遠い。
何か問題が起こった場合に、この病院まで来ていたら、重篤な状態になってしまうかもしれない。
よって、自宅近くで癌指定病院である病院に連携してもらうようだ。
退院当日に、紹介状をもって行ってくださいと言われた。
病み上がりで、そのまま行くのかよ!!と思いながら。
巡り巡っての病院
この病院は14年前、初めて癌になった時に、通っていたA病院です。
手術が嫌で放射線治療で実績を上げている他のB病院での治療を望み、強引に転院しました。
そして、その病院も他にできる治療がなくなったということで、Cがん専門病院に転院(今回手術を受けた病院)への転院を望まれ、
そして、連携病院に、A病院になってしまった。
巡り合わせでしょうか。。。
放射線治療からの手術は、本人負荷が大きすぎる。
治療を放射線治で行った場合、その後再発などで手術になると、結構大変です。
上顎歯肉癌の場合、手術では顎と頬骨を切断することになります。
その場合、後に義歯を作るのですが、放射線治療の副作用として、口が開かなくなります。よく開いても指2本程度。最悪な場合、指1本がぎりぎり入るぐらい。
そして、手術により、より一層開かなくなります。開口訓練をするのですが、3か月一生懸命しても指2本ぐらいがせいぜい入るぐらい。
この状態なら、ぎりぎり作れるようですが、そうでなければ、一生、義歯なしということになると思います。
喋り難い、食べにくいが一生続くでしょう。
このままでは、会社に復帰できない。もし、本義歯が作成できないと、会話ができない。
本義歯が作れなければ、仕事は退職かなあ~。
もしかしたら、僕もそうなるかもと恐怖です。
放射線治療のせいで、右頬辺りのお肉は、柔軟性がなくなり、繊維化しているようです。