光免疫の説明を受けに行きました。

 

光免疫は大掛かりな治療であることを知った

考えていたよりも、大掛かりな治療でした。全身麻酔をして喉に気道を確保して、癌患部を光治療器を差し込みながら、近赤外線を照射という感じでした。照射は複数回にわけて数回行うそうです。光免疫治療も外科的手術と同じそうです。

BNCTの様に、ホウ素を点滴して、皮膚表面から一時間程度照射するようなイメージで考えていたので大きな誤算でした。

 

僕が受けられる可能性

僕の光免疫治療の実施の可能性はないでしょう。。。。

①現在、抗がん剤治療でかなり収縮したために、今なら外科的手術適応範囲ないとのことで、この可能性がある限り、光免疫は選択肢から外されました。

②もし手術が不可能な場合でも、すでに総放射線量が治療適応外をはるかに超えていると予想されるそうで、その面でも無理。

大体70~80グレイが限度の様です。BNCTよりも厳しい数値ですね。

 

治療の体に与える影響

光免疫を色々聞いていたら、癌患部を壊死させる治療とのこと。結果からして、通常のX線照射やBNCT治療でも効果は同じなので、グレイ数は照射ポイントのダメ維持の度合いをグレイ数で表現しているのだとわかりました。

光を照射させた部分は、壊死をすることにより、細胞が壊れて骨が溶けていくとのこと。

 

X線照射なら溶けるのは知っていたけど、光免疫も同様なんだ~ということを知りました。

この事実により,わが妻は、この治療は猛反対。X線照射よりも癌だけを狙い撃ちにできるような説明が色々されているけど、結果としてX線照射と変わらない。

もし変わるとしたら、BNCTも光免疫治療も複数回できるということぐらいでしょう。何回までできるかは知らないけど。

 

今後どうしようか~

BNCTがだめ、光免疫もだけ、投与する抗がん剤も無(現在はキートルーダだけ)、とすると外科的手術??ということになってしまうが、今回は切除する範囲が大きい。大手術になるそうだ。この手術で容姿は変貌するだろう、。口と鼻はつながり、ものを食べると鼻に入ってしまうそうだ。(まあ、そこは偽歯を作って補うそうだ)。でもこれだけの手術をしても再発する可能は当然あるそうで、そうなった場合、なんの方法もなく痛みを伴いながら死んでいくのかと思うと、手術はしたくない。

でも、抗がん剤でこれだけ小さくなって手術ができる範囲にきた今が、チャンスという見方もある。癌が大きくなり進行してしまえば手術も不可能で放射線、抗がん剤治療も不可能ともなりかねない。

 

やはり癌には勝てないのか!!!!

今までの治療を振り返ってみて思うこと。

 

1つ1つの治療は確かに効いていた。癌が限りなく消失し始めて、この分なら今度は治るかもと期待させる。ところが、癌はその思いをあざけ笑うかのように、そろそろ失望の幕の開場とでもいう様に、とつぜん癌が増殖してみるみる短期間で、今まで体の不調に耐えながら行ってきた治療を一瞬で塗り替える。最後に残るのは治療の副作用と癌の大きな顔。

副作用は次の治療での体の不調にも引き継がれる。

 

そろそろ超ポジティブ男でもめげ始めている。