8クール目で、この治療は終了することになった。
5クール目から徐々に現れはじめた副作用が強くなり、今回はひどい状態になったため、これ以上この抗がん剤治療を続けるのは無理と判断されました。
前回のパクリタキセル+セツキシマブ+カルボプラチンの3製剤併用投与では、耐性ができてしまい、効かなくなった。
今回は、体が悲鳴を上げた。
抗がん剤治療は、なかなか難しいということを実感せざる負えない。
「状態」
今回は、この異常がどの抗がん剤で発生するのかを見極めるために、今まではキートルーダの投与終了後、すぐにカルボプラチンを投与していたが、今回は、キートルーダ投与後、1時間生理食塩水を投与後、カルボプラチンを投与するかたちになった。
それと同時に、アレルギー抑制剤を多めにして投与した。
結果は、カルボプラチン投与後、10分程度で、違和感を感じ始める。
造影剤を投与した時のように、上半身が暑きなり、特に顔が暑くなり、息苦しさを感じ始める。
全身に発疹が表れ始め、とにかくかゆい。その後、皮膚が暑きなり、顔はむくみはじめ、心拍数は上がり、酸素濃度は95%ぎりぎりの状態。
すぐにカルボプラチンの投与をやめ、その後30分ぐらいで、いつもと同じように何もかかったかのように、元の状態戻る。
「原因不明」
カルボプラチンは、この治療を始める前からかなり投与していたが、このような状態になったことはない。
カルボプラチンの蓄積なのか、私の体質が、キートルーダとカルボプラチンの同時投与に合わないのか。。。
原因は不明。
ポートを体に埋め込んで、初めての投与後からこの症状が現れ始めた。偶然か?
「今後」
今後は、キートルーダの単独投与になる。
それと同時に、別病院で現在続けているハイパーサーミアも継続したいと思う。
ハイパーサーミアは今回から自主診療になってしまうので、費用が結構掛かるが、背に腹は代えられない。
7月を目途に、状態が悪くなっていたら、光免疫療法を受けたいことを主治医の先生に話した。(受けられるかどうかは、この治療をしている病院次第だけど。)