あなたの原稿を出版します -2ページ目

読者を楽しませる・・・<3>

先日、同業者の日記に、つぎのようなクライアントからの
問い合わせについて書かれていました。

  私は小説を書き続けて15年を越えました。
  下手の横好きだけでは続かない年月を費やしてます。
  懸賞広告にも応募し続けて常連です。最終審査まで
  残ったこともありますが、まだ入賞経験がありません。
  大手出版社の編集者から突然電話が掛かってきた
  こともありました。時々電話は続いていましたが、1年
  ほどで途切れてしまいました。どうしてもプロ作家になる
  夢が捨てられません。
  無名の新人がデビューできるのは大手有名出版社系
  の伝統的な文学賞を受賞できない限り無理だと聞いて
  ます。また、それ以外で出版しても売れないと聞いてい
  ます。それは本当のことでしょうか、私がデビューできる
  方法はありますか?
出版の世界というのは日本でも海外でも人脈が大手を振っ
て闊歩する世界のようです。ですから、有能な編集者との
人脈が金の鉱脈のように言われますが、これは真実でしょう。
そしてアメリカでは既に有能なプロデューサーの人脈が編集
者との人脈に取って代わる新規な金鉱脈と成長しつつあり
ます。
やはり原稿を読んで売れると判断するか否か、または、
どのように修正すると化けるのか・・・この判断もまた著作
や創作と同じように人間の主観が大きく影響する分野なの
でしょうね。
ビジネスと人脈・・・一見矛盾するように写るのでしょうかね?
実は不可欠な裏表の関係にあるのですが。
ビジネスという世界はクールな計算というイメージがあります
が実は熾烈で過酷で非情な判断の連続でもあります。この
判断に迷うとき人脈がすべてを救ってくれるものなのです。
日本でいう人脈とは人間関係、プライベートな繋がり、感情
的な嗜好性などを指すようです。ですから個人的な意志や
感情がどのように動こうと最終的には藩命には逆らえない
という結末が多いようです。
ところが海外でいう人脈とは契約関係、報酬と効果、請負
と信用などと情緒的ではなく取引の信用力といったイメージ
が成立するようです。
日本の武士道とヨーロッパの騎士道の違いなのでしょうか?
その人脈はヨーロッパや北米のビジネスを実際に動かす
原動力になっています。
さて、脱線した話しを戻しますと、人脈の世界を象徴する
世界はTVドラマに出てくる大奥の世界でしょうか? 魑魅
魍魎が闊歩する世界です。嘘とデマと真実が玉石混合に
渦巻く世界です。
20年前までは芥川賞や直木賞を受賞すると生涯に渡り
大先生として名誉が授かり、さらに喰いっぱぐれはない
ようでした。ところが最近では下手すると3年で仕事が
途切れます。つまり、芥川賞や直木賞を取っても出版
業界を上手く泳げないと喰えなくなっているのです。
そのような現状で宝くじに当たるような確率の文芸大賞
を取る価値は何なのでしょうか? そりゃぁ、無料で出版
をしてくれます。それなりに売れれば原稿の依頼も何度
かはあるでしょう。
しかし、年間でそういう人たちが何人誕生するのでしょう
か? 20名、30名、50名もいる訳ないですね・・・。
東大の卒業生は年間で2500名です。
あなたは東大にも入れず年間で30名に挑戦しようと
している事実を知れば、滑稽ではありませんか?
でも、そんなデマでも飛ばすのは?
そりゃぁ、伝統的な文学大賞に関係する出版関係者に
取っては文学賞の価値を高めることが自分の仕事の
価値を高めることに直結する事実ですから・・・ね。
そりゃぁ、単純なデマでも信じ込んで疑わない作家希望
者がつぎつぎと誕生しているので、その上に胡坐をかい
でいれば収入も身分も安泰となれば人情ですからね。
年間で何名の新人作家が誕生しているでしょうか?
正確なデータはありませんが、1000名、2000名、
3000名・・・? それでも東大卒業者と変わりませんね。
年間で10000冊ほどの新刊が出版されています。
そのうち、新人が占める割合が新人誕生になりますね。
図書目録を3ヶ月でも取り寄せて新人をチェックすれば
誰でもが得心できる数値です。
出版を決定できる人、それは編集長です。
編集長に影響を与える人、それは編集者とか売れっ子
作家です。そしてプロデューサーという職種が参入しま
した。
その人脈作りが出版への具体的な準備ではないで
しょうか、そして現実という世界じゃないでしょうか?


読者を楽しませる・・・<2>

最近はメッキリTVに出なくなった天才落語家に立川談志が
いる。彼は毒舌で身を起こし、その毒舌で身を潰した感が
あるが、彼の暴く社会風刺はオリジナルそのもので斬新さ
や鋭さは他を圧倒して比較できる対象がないと思う。
その談志師匠がずっと以前にTVで暴いていた。
プロ野球に人気が殺到しているが、その理由は何だ?
と聴衆に問いかけた。答えは本気で命がけの戦いが上品
に笑顔でやっているからだと言った。
つまり硬式ボールが時速130km~150kmでバッター
ボックスに迫ってくる。まるで鋼鉄のボールが飛んでくるの
と実態は同じで、しかもピッチャーの手から離れて数秒の
緊張感が断続的に続く見世物だという。
あんなもの素人が頭に当たれば即死してしまう。
鍛えつくされた運動神経抜群のプロ選手といえども頭に
ストレートに当たると危ない。それを臆面もなく力いっぱい
に打ち返すのは競技といえども命がけなのだ。
・・・だから、その命がけの緊張感や迫力が現代の格闘技
なのだと言っていた。
確かに一理あると思えます。
作家が文字を書き綴り、それを読者は単価1000円そこら
で購入し、貴重な時間と体力を費やし1冊の本を読み上げ
る。そして感動が生まれたとき、その数が多いほど作家の
社会的価値が向上する。
これも談志師匠がいう命がけの勝負に通じる背景がある
ような気がしますが、皆さまは、どのように感じられますか?
やはり、この原稿が滑ったら人生を捨てるといったほどの
覚悟がどこかにあるのではないでしょうか? その人生を
賭けた作家の迫力やメッセージ性にこそ読者は感動を
覚えると言えないでしょうか。ブログで寝言のように日記を
書き弄っているのと同じ土俵で比較できるものではないと
思いますね。・・・といっても人生を捨てるという意味すら
理解できないブロガーも多いとは感じ入りますが。
また、読者を圧倒するほどの豊富な知識とか体験がプロ
作家には不可避であって、しかもそれらは読者が興味
津々な知識とか体験であると思いませんか?
出版業界で昔から言われるのはつぎの通りです。
人前で一人前に喋るには聴衆の10倍の知識が不可欠
で読者を楽しませるには100倍の知識が不可欠だ。
最近、自己満足とか自己陶酔という意味が理解できない
作家志望のブロガーが増えています。あなたは読者の
100倍の知識がありますか? 読者と比較できないほ
どの圧倒するような体験があるのですか? それを
書いているのですか? そのように判断してみるのも
ひとつの自己採点の確かな方法だと思います。
作家志望者からの相談を受けていて、強く感じるのは
商売とか経済性が完璧に欠如していると感じます。
読者の皆さまには意外に感じられるかもしれませんが、
経済性に麻痺したアーティストなんてこの世に存在した
試しがないと思いますね。特に、最近のサラリーマン化
した作家というのはアーティストというよりもフリーランス
に近いと思います。
商売気のないフリーランスなんて存在しませんよ。
簡単に言いますと商売になる原稿と商売にならない
原稿を一番よく知っているのがプロという作家だと思い
ますね。それはプロになるために、どれだけの自己投資
をし、どれだけ大事なものを捨ててきたのかを一番知って
いる人たちだと思います。
最近、つぎのような問い合わせがありました。
有料の出版審査はよくわかります。
すぐにお支払いしますが、不合格になったらお金を返し
てもらえるのですか?
唖然としました。
開いた口がふさがらないという経験をしました。
リスクのない商売なんて本気で夢見ている人がいるの
ですね。実績に名声も皆無なのに保障を求める作家が
プロに転向できる日は来るのでしょうか?

読者を楽しませる・・・<1>

先日、文体は違うのだけど内容がそっくりな記事が
あるので怪しいというメールが出版サポート先の女性
から届きました。
「そりゃぁ、そうでしょう。
私はひとりぼっちで出版プロデュースの仕事をしてる
のではありませんから、仲間もいますし、親しい友人も
いますから常に情報交換してますし、中には共有して
いる情報もありますからね・・・」
それで素直に納得していただきました。
ところが以前は同じ理由で「怪しい! どんな悪事を
企んでいるのだ?」と一方的にヒステリーを起こして
音信不通になった女性もいます。
まあ、いろいろな人たちがいますので来る者拒まず、
去るもの追わず・・・ですね。
さて、書きたい物を書けばいい・・・!
なんて迷惑な迷信がネットで流布されているようです。
出処は、どこかの文学教室あたりの書けなくなった
売れない元作家とか肩書きで威張り散らす評論家
あたりだろうと思いますが、まったく迷惑な話ですね。
こういうデマが流されるから病的な自己中の素人
作家が急増するのだし自己満足を通り過ぎた自己
倒錯のメンヘラーが誕生するのです。
社会迷惑なデマを垂れ流すのは悪徳ライターだけ
とは限りません。文章が上手になればプロになれる
なんて迷信を垂れ流している本山は文学学校や
その講師たちです。
それは作品制作のノウハウを教えられる人は少ない
どころか稀だと思います。しかし文章の書き方を教え
られる人はどこにでもいます。そして教えれば誰で
上手になります。だから文学教室の単なる宣伝なの
です。
確かに名作と言われる作品は文章も優れています。
そして文章の上手下手は誰でも見てわかりますから
簡単に騙されてしまうのです。
自己満足で自分自身が楽しむために書かれた物を
他人に押し付けるなんて、これほど他人迷惑なこと
などないでしょう。それでプロを目指すなんて、そりゃ
犯罪ですよ。
プロであれアマであれ作家を標榜する者は他人を
楽しませるというのがスタートラインじゃないですか?
他人を楽しませるプロが社会からプロとして認めら
れるのじゃないですか? 他人を楽しませることに
自分自身が楽しめてこそ、本物のプロじゃないで
しょうか?

頭のおかしな連中

先日、つぎのようなメッセージが読者から届きました。
 1. 自費出版をすごく批判して否定している
 2. ところが会社案内のサイトは制作品質が
    低くまるで否定している自費出版のレベル
    なので矛盾している
 
 3. 会社案内のサイト品質のレベルが低い
    ということは仕事上のプライドも低く方針も
    当てにならず、つまり詐欺をもくろんでいる
    可能性がある
概ね、上記のような内容でした。
まあ、一種の狂人の戯言と相手にしなければいいの
ですが、精神や性格の異常者または知的障害者という
以外にも出版業界についての知識があまりにも無知に
よる誤解や偏見も多いようなので、上記を事例に解説
をします。
興味のある人は参考にしてください。
また、ネットにたむろする異常者や愉快犯や悪徳ライター
を攻撃するのが目的でこのような記事を掲載するのでは
ありません。出版物はひとつの重要な文化の基礎だと
考えています。出版物を制作販売する出版社、原稿を
著作する著者、出版物を企画仲介するプロデューサー、
そして著書を読む読者、それぞれに立場は違いますが
異なった立場から文化を愛する者同士としてお互いに
健全な文化の発展を希望し期待する目的でこのような
記事を掲載します。
まず第一に私は自費出版を批判してませんし否定も
していません。自費出版も出版のひとつの形です。
原稿が印刷製本されて書店に並ぶという表面的なこと
では自費出版も通常の出版も何ら違いがありません。
だから、無知な素人は出版の費用負担をするかしない
かが自費出版と商業出版の違いであると恥ずかしい
勘違いをしています。
はっきり間違いです。
専門的に教育訓練された編集者が社会に必要な原稿
なのか、どうなのかを判断して、社会に必要だと結論
した原稿が商品化され書店に並んだものが出版物です。
つまり出版社に認められて社会に認められたものが
出版物です。
ですから、サイトやブログに作品を発表することと出版
とはまるで世界が違うのです。著者が自己満足で自分
の意思で自分勝手に発表しているものは専門機関が
内容を認めたものでもなければ社会が内容を認めた
ものでもないのです。
自費出版の多くは自費出版専門会社から販売されて
います。共同出版と称する自費出版は紛れもなく専門
会社からの販売物です。著者への請求金額に営業利益
が含まれていますので、販売書籍が売れなくても会社は
損を出しません。それが自費出版会社です。ですから、
著者が自費出版(共同出版)するのはサイトやブログで
自己満足の身勝手な原稿を発表するのと何ら違いが
ないのです。
だから、出版業界も社会も自費出版を実績とも出版物
とも認めない原因がここにあります。
私は自費出版を批判しているのでもなく、否定している
のでもありません。自費出版と通常の出版との違いを
説明しているのです。そしてこれらの違いを正しく理解
したうえで選択した方が健全だと提案しているのです。
さて、つぎの項目です。
ネット上の商業サイトが手作りレベルでは信用度が低い
というのは人情ですね。ボロボロの汚いお店や事務所
では信用度が低いと言うのと同じことだと思います。
これは人情として理解すべき事柄だと思いますね。
これが社会の現実だから受け入れるより他にしかない
と思います。
その逆に最先端の綺麗で豪勢なお店や事務所を
人々は無条件に信用してしまうものです。いわゆる
詐欺商法や詐欺事件は、このような人情の盲点を
上手く悪用して発生しています。
この事実は、私がことさら説明するまでもなく周知の
事実だと思いますね。
最後の項目にある手作りのような品質レベルの低い
サイトだから詐欺を目的としているという言いがかり
は、上記の周知の事実からあまりにも低俗で馬鹿
げた言いがかり以外の何物でもありません。
私や所属する会社を誹謗中傷するに収まらず
悪質な営業妨害のデマを撒き散らすブログや記事
に共通することは情報発信者が自分の身元を隠して
いることです。
相手を丸裸にしようと晒し者にしようとしながら、
自分だけは身元を隠してあることないこと誹謗中傷
するのはまるで子供の発想犯罪ですね。
社会に対して自信があり責任をとる覚悟がないなら
大口を叩いたり他人を攻撃するなどできないのが
今日の社会良識ですがいまだに学習できない子供
がいるようです。
つぎの犯罪ブログに騙されないようご注意ください。
坂崎いるか     http://ameblo.jp/sakazaki-iruka
アベカス       http://kasumilny.exblog.jp/
無職DTオタク    http://ameblo.jp/mdomaster  
健全な情報社会の発達の妨げとなっています。

デノンのサイトを修正

読者からの通報で、デノンのサイトが何らかの妨害を受けトップページの

文字が異常に影響を受けていることがわかりましたので、ただいま、

サイトアドレス(URL)を変更しました。


これでトップページから正しく情報が読めます。

妨害の主は、一連の犯罪者グループのような気もしますが、みなさまには

ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。



悪徳ライターの撲滅に向けて・・・<2>

先日、前回の記事を読んだ読者から、つぎのようなメッセージを
いただきましたので、披露させていただきます。
その主旨はつぎの通りでした。
「私はたぶん人よりも鈍感なのでしょうね。
いぜん、ブログに酷い誹謗中傷を受けました。
日に日にエスカレートして行き、ついには2chでまで晒されて
自分の作品を発表していたサイトの掲示板は嵐にまであい
閉鎖に追い込まれました。
でも、私はいつの間にか慣れてしまったのです。
鈍感になって、何を言われようが気にならなくなりました。
すると誹謗中傷が収まり始めて、いつの間にか消えてしまい
ました。3ヶ月ほどでした。
それで私は思うのですが、実際の世間にもクズはいます。
クズはどこにでもいるのです。
そのクズを退治しても、本当にクズが退治できたとしたら、
世間からクズが消えるのでなくて、また、新しい人がクズになる
のではないかと思います。
クズはクズで世間のなにかの役割を背負っているのです。
ですから気にせずに放っておくのが最良の対策じゃないですか?
世間はそんなに綺麗じゃなくて汚いものでしょうから」
一瞬、その通りだと大きく肯きました。
皆さんは、どう思われますか?
一概に肯定も否定もできないのが現在の複雑な人間社会だと
思います。これを前提に、この考えが現在の学校で起こっている
いじめ問題の蔓延じゃないかと思うようになりました。
単なる悪口なら放っておけばいいのです。
ところが具体的な被害が発生したときは断固として対決する必要
があると思います。
学校でお子さんが、持ち物を隠されたり、こずかれたり、洋服を
少し汚される程度なら、頑張れよとか、しっかりしろなどと叱咤激励
程度で済ませられると思います。
ところが持ち物が盗難にあう、殴られ蹴られ病院に行くほどの怪我
をする、恐喝にあい金を巻き上げられるなど犯罪行為にいたる場合
は対決が避けられないと思います。
現在の学校でのいじめ問題が深刻化しているのは犯罪が起こって
いるのに親も知らず手が打てず、担任教師も学校側も教育委員会
も隠蔽する構造そのものに問題があるのだと思います。
ネットも同じです。
悪口程度なら放っておけばいいのです。
ところが実際に被害が発生する、または、実害を起こそうとして
やっている誹謗中傷や営業妨害を見たとき、皆さんはどうされま
すか?
多くの人々は見て見ぬ振りをする。
関わらないように避けて通る。
これじゃイジメそのものじゃないですか?
ネットでの悪徳ライターの撲滅は犯罪者の締め出しが目的なの
ではなく、誹謗中傷や営業妨害をやらせない、見逃さないという
善意のマナーの連帯が必要なのです。
卑怯な犯罪者に共通するのは自分を隠しています。
身元を隠して安全圏に身を置いて言いたい放題、やりたい放題
なのです。
もし、あなたの知人友人がネットで卑怯な犯罪者になっていたら、
あなたなら、どうしますか?
あなたも加担しますか?

二人三脚の出版プロデュース <2>

このブログで何度も書いていると思いますが、読者の皆さんは
執筆でプロ&アマを隔てる基本的な要素は何だと思われますか?
文章力ではありません!
先ほど、「私は社会にインパクトのある作品を発表したいです。
そのために不可欠な時代の流れと消費者ニーズをまだ掴んで
いませんので、教えてください」というご相談メッセージが到着し
ました。
これ、多くのプロ志望者が見落としている執筆で喰えるための
一番基礎的な要素です。すべては、ここから始まりますよ。その
一番重要な要素をなぜ大半のプロ志望者がなぜ見落とすのか?
不思議じゃないですか?
プロ&アマを隔てる基本的な要素は、何を書くのかです。
つまりは時代性と市場ニーズの分析から始まります。
ところが、これを教えられる出版関係者が殆どいないのです。
だから、世間でのさばっている文学学校なる類のものは大半が
文章学校なのです。上手な文章を書ける人はどこにでもいます。
そして名を成し峠を過ぎた執筆関係者が講師で食い繋いでいます。
無駄のない文章、洗練された文章は誰でも勉強できます。
そして誰でも教えることができます。それでデマを流すんですよね。
上手な文章を書くとプロになれると明後日方向の嘘を流すの
ですね。
何を書くのか、何が書けるのか・・・この一番重要な要素は
分析力です!
私は、この一番重要な要素をメッセージの交換から発見します。
これがプロの素養で将来性なのです。著者に素養があるのか、
将来性があるのかの判断でプロデュース対象としての妥当性
や有望性を判断してます。
1冊の出版をサポートしても、それでは商売にならないのです。
いずれはベストセラーを出してもらって出版社も著者も私たち
プロデューサーも初めて儲かるのが出版の世界だからです。
素養があればプロデューサーが指導もできますし、出版物の
販売促進もできます。素養があればいずれプロになるからで
す。素養があればいずれベストセラーがでるからです。
無名の素人の原稿が原型のまま出版されることはまずあり
得ません。だから、そんな原稿を見るよりは著者の将来性を
メッセージ交換から判断したほうが着実だからです。

二人三脚の出版プロデュース <1>

いまでも、ときどき・・・
「私のブログを見てください。
日記を読んでください、短編の作品をUPしてますので。
それで感想などを聞かせてもらえると助かるのですが・・・」
といった類のメッセージが送られてきます。

とんでもない見果てぬ夢を追う人が急増しているとは今の
世の中に考えようがありません。むしろ、夢を失った若者が
急増し、一粒の希望も楽しみもどこかに落としてしてきてし
まった中高年が街にあふれ出し、開き直りの自暴自棄か弱い
ものいじめの偏執者が急増しているような時勢にです。

現実が見えなくなってしまった、そして甘えることしか知らない
自己中心・・・まず、無名の素人がスカウトされることは厳しい
出版業界でありえません。素人の原稿を出版したいという話し
の類はすべて自費出版の営業アプローチだと言っても過言で
はないでしょう。

すべての出版プロデューサーがそうだと言うのではありません。
私の場合は素養とか将来性にプロとしての魅力を感じられるのか
どうかを感覚的に探しています。それは原稿を見るのではありま
せん。メッセージの交換で判断してます。

執筆で稼ぎたいと思う者が自分の意思とか考えをメッセージとして
的確に表現できなくてプロとして喰える見込みなどがありますか? 

私のメッセージからプロの出版の世界やプロとしての可能性など
正確に意図する事柄を読み取れなくて執筆で稼げる見込みなど
あるのでしょうか?

お互いにメッセージ交換などを重ねて相互の信頼感が醸成できた
ときに、それはプロを志望する意思確認とプロとして挑戦できる
素養が確認できたときが有料の出版審査のタイミングです。
私が担当する出版審査は人物審査+作品審査で構成されます。
人物審査を終了した後で初めて表現力のチェックとして原稿を
読ませていただきます。



悪徳ライターの撲滅に向けて・・・<1>

あなたは作家デビューに向けて、どのような努力とか準備を
されてますか・・・?
一番多い回答は、お察しのように文芸賞への応募という回答
です。でも、実際に一番多い方法としてはブログやサイトでの
自作小説の公開ではないでしょうか?
ところが大きな落とし穴があります。
先日も、ある読者から、つぎのような相談を受けました。
「もうトイレの落書き程度にしか感じてませんけど、それでも
最初の頃はショックでした。私は2chで作品に酷い誹謗中傷
を受けています。もう3年になります。毎日なんです。私が
作品をサイトで発表すると途端になんやかんやと揚げ足を
取るように貶し言葉が並びます。でも、そのうちにわかって
きたのです。これだけ執拗に、これだけ丁寧に誹謗中傷を
繰り返せるのは同じライターに違いない・・・。私は負けません
でしたが、それでも途中で何度も書けなくなりました・・・。」
また、昨日もつぎのような相談を受けました。
「昨日、日記で断筆宣言をしました。最初からわかってたこと
なんです。ブログで作品を公開するのはヤバイなということは。
でも、それがスリルで、どうにか、こうにかやってきたのですが、
今回は応えました。つぎつぎと苦情のメールが届くのです。
すごく怒ってるのです。最初はコメントをくれてた知ってる人
だったのですが、いまでは知らない人ばかりが人伝えに
聞いたということで激怒してメールを送ってくるのです。」
このネットには実に多くの悪徳ライターが身を隠して息をして
ます。確かに悪徳出版社というのもいますが、実は醜い犯罪
者レベルの所業をなす悪徳ライターが存在します。しかも、
最近急増しています。
攻撃を受けるライターは一様に純粋で真面目な新人ライター
です。そして、どこかに磨けば光るような才能が見え隠れす
るケースが多く、ショックの余りに筆を折ってしまわれる方が
続出する事実は、実に、憎むべき卑しき現実です。
悪徳ライターたちは攻撃の目標を最近、新人ライターから
出版関係者にも範囲を広げています。現に、このブログも
卑怯な悪徳ライターから誹謗中傷や営業妨害の攻撃を
受けています。まるで事実無根なことを知ったかぶりして
自慢げにデマを振り撒き善人者を惑わし騙す手法は典型
的な悪徳ライターそのものです。
出版という現実の世界は複雑な人脈によって形成されて
いると言っても過言ではないでしょう。それは情で繋がれた
縦社会のようなものです。つまりはドラマで見る大奥に似た
世界です。僻み、妬み、嫉みが渦巻く世界で将来に失望し
憂さを晴らせない弱い人間が自分にとって不都合な人たち
を標的にあることないことデマを飛ばし騒ぎます。
悪徳ライターを善意の和で撲滅しましょう。
ネットで流される誹謗中傷などは単なるクズの与太話です。
情に流されずに目的を貫徹しましょう。身を隠した卑怯な
デマなどには惑わされず騙されないようにしましょう。

デビューへのシナリオはできてますか? No.2

あなたは、どのようなデビューシナリオを書きましたか?
先日、つぎのような質問を受けました。
伝統的で有名な文学賞を受賞せずに出版できる新人がいる
のでしょうか?
答えは当然いますよ。
むしろ、文学賞を受賞してデビューできるなんてほんの一握り
です。新人デビューの大半は出版関係者との人脈を駆使して
デビューに漕ぎ着けています。
だからこそ、あなたのデビューシナリオは何ですか?
という問いかけにもなるのです。
でも、本当なのと疑い深い人が多いと思います。
なぜなら文学賞の受賞が唯一のデビュー方法だといった
嘘が蔓延していて悪徳出版社や悪徳ライターたちが嘘を
暴こうとする者たちを誹謗中傷して嘘を嘘で塗り固めている
からです。
誰でも検証できる単純な方法を提示します。
大手出版社や伝統的な文学賞は年間で何件あるでしょうか?
その件数が文学賞受賞のデビュー者の数になりますね。
さて、年間で新人の出版点数は何件あるでしょうか?
これは書店や新刊リストをチェックすれば誰でもわかりますね。
前者と後者のどちらが多いですか?
圧倒的に後者ですね。後者は前者の何倍もあると思います。
その人たちが出版関係者との人脈を元にデビューを果たして
いるのです。ブログで日記を発表したりサイトで小説を発表して
デビューという事例も確かにありますが、それも何件あるので
しょうか?
文学賞を受賞するとかネットで発表しスカウトを受けるという
事実はありますが、その確率と宝くじで特賞が当たる確率と
を比較してますか? 宝くじでも毎回毎回必ず特賞に当たる
人が誕生しているのです。だからといって、あなたも当たるの
でしょうか?
プロを目指すあなたはデビューのシナリオができていますか?
デビューシナリオについての無料相談を受け付けています。
ご希望者は氏名、住所、電話番号を明記したうえでメールを
送ってください。
<注> 自費出版は出版業界も社会も出版実績として認めて
    いませんので、デビューシナリオには該当しませんので
    ご注意ください。