2022年最後の取り組み、
今できる最高のブレンドをつくっていきます。
保有する10銘柄全体を象徴する味わいを目指したもので、
下図の香味マップを検討しました。
このブレンドづくりは
各テロワールと各生産処理はカバーして
保有銘柄全体を象徴するものでなければならない決まり。
そして、
〇をつけた6銘柄を選抜して配合を決定する段階。
これらの全体をバランスさせ
味わいに一体感をもたらすために必要な調整は
フルーティーさ と スパイシーさ のベストミックスだと考え
各銘柄の特徴をあげていきました。
①ケニア キガンジョファクトリー 浅煎り
フレッシュなトマトのようなフルーティーさ。
②パナマ ハートマン農園 中煎り
ストーンフルーツ系の甘さが感じられるフルーティーな銘柄。
③東ティモール レテフォホ ゴウララ村 中深煎り
ハーブや柑橘の爽やかさとスパイシー感の融合。
④ミャンマー チャオクレ村 レッドハニー 中煎り
ハニー処理の果実と蜜を感じさせるフルーツニュアンスとアーシーなスパイス感。
⑤インドネシア フローレス島 バジャワ ベナ村 中煎り
アーシーなスパイシー風味と赤ワイン様の果実感。
⑥インド ガナパティ農園モンスーン 中煎り
麦茶や辛いスパイスの風味。
そして以上の6銘柄を
フルーティさとスパイシーさを軸に仕分けしていくと
以下のように。
【フルーティー】 ケニア パナマ
【スパイシー】 インド
【フルーティー&スパイシー】 東ティモール ミャンマー フローレス島
フルーティさとスパイシーさを渾然一体化させるために
最も仕事をしてくれたのが フローレス島で
他の銘柄をつなぎとめ、整え
フルーティだけでなく、またスパイシーだけでもない
フルーティでスパイシーな味わいを作り上げてくれた印象です。
インドネシア フローレス島 4割
ミャンマー 2割
ケニア 1割
パナマ 1割
東ティモール 1割
インド 1割
このような配合に!
全体を味わうというブレンドは
ウォッシュトの爽やかさと他の処理の果実感ボディ感を
一緒に味わえるものであって、
また、シャープでキレのある後味と滑らかな質感を
一緒に味わえるものあって、
そして、
フルーティーさとスパイシーさを一緒に味わえるものになります。
THE BLEND 2022
明日 販売開始です!
(12/24~31 ・ \900/100g )
※年末のスペシャルロット
コロンビア ファン・マルティン農園は新焙煎ロット(12/22)
になっています。