業務用の焙煎機を使用しての
出来上がりコーヒー豆は
環境の変化などにより
毎回毎回、同じ仕上がりになるとは限りません。
で、焙煎の出来という評価も必要。
第一ステップの 生豆評価を土台にして
当該焙煎の出来はどうっだったのか、
第二ステップでは、焙煎評価をします。
では、どう評価すれば?
使えるかどうかは
今後、実践しその検証からわかってくるとして
ひとまず、次のような図で評価してみることにします。
業務用の焙煎機は、
その釜熱や
火加減を調節した熱風の供給などで温められて
煎り豆になっていきますが、
結果を左右する要素を
2軸にして、
適正範囲に収まっているかどうかでチェックします。
±0 の 円 が 生豆の基準得点そのままスライドできた焙煎。
‐2.5 の 円までが 販売可能な範囲。
この 0 と -2.5 の差は とても微妙な差だと考えてください。
そして、-2、 -4、 は 規格外。
また、焙煎に発展の要素を取りいれるために、
+1 の 円 もつくりました。
例えば、ブルンジの焙煎で
‐2.5円内の焙煎ロットのものは、
前回記事、生豆評価 83.5 点 から ‐0・25 した
83.25点 が お買い物をされるときのコーヒー豆の
品質クオリティ を表します。
各点数、定義してみました。
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±0 生豆をストレートに表現している
‐2.5 わずかに焙煎の不適切さが感じられるものの
基本形をそのまま保持している
‐2 明らかに焙煎の不適切さが感じられ
基本形が脅かされている
‐4 焙煎によって生豆由来のものは破壊されている
基本形をとどめていない
+1 基本形を保持したまま、
生豆の可能性を広げている
※ 基本形という言葉も定義してみました。
基本形とは、それをそれたらしめている本質で
それがなければ、その銘柄とはいえない
個性のまとまりのこと
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やっていく中で、いろいろと調整が必要になってくると
思いますが、ひとまず。
定義して境界を決めてみると・・
品質への意識が高まるものですね。
今日はここまでです。
