サンプルロースターで焙煎したものは
生豆評価のためのカッピングをして、
点数をつけます。
その時の決まり事。
何度も登場している、
コーヒー 8.25 g
約93℃の湯 150 ml
4分浸漬後、3回攪拌、
液面の浮遊物を取り除いて
粉を全て沈殿させて。
そのほか決定していない2つのこと。
使用する水と、
コーヒー豆の挽目、メッシュについて。
今日はこれを暫定的にでも決めておきたいと思います。
どんな水かで、
コーヒー液の結果が左右されるわけですが、
その値、TDS値(総溶解固形分)
Qグレーダー受講時の資料の
カッピングに使用する水については、
125~175ppm とあり、
この値ですが
とりあえず、無視することにしました。
例えば、PUBLIQ COFFEE の 工房の水、
メイスイの浄軟水器 NFX-OS を通した水は、
ほぼ毎日計測していますが、
28ppm ~ 33ppm の範囲。
すいません。画像回転し忘れています。
今日の画像全部そうです。
また、自宅の水、
2度ほどしか計測しませんが、
31ppm、32ppm という値。
日本のミネラルウォーターも
大抵 硬度は 30ml / L ぐらいですから、
TDS 値 は おそらくですが、
ざっくり 50ppm を超えない
またはその前後、だと思われます。
試しに、南アルプスの天然水。
この計測器、
どこまで正確かわかりませんが、
そんな感じに。
とりあえず、
SCAAが要求する 125~175ppm
その値に合わせるための準備が、
すぐできない、ということと
おそらく、
ここ日本で飲むコーヒーの実態は
もっと低い値の水使用だろうとの推測から、
まずは、工房の水をそのまま使用することから
スタートしようと思います。
考えてみても、
スペシャルティコーヒーの魅力を
最大にするためのものということで、
それは、きっと
コーヒーがよりわかるはず。
こちらの水のTDS値も
だいたい40ppmくらいになると思います。
繊細さを要求する日本での使用を前提にすると
この辺の値になるのかもしれません。
実は、SCAAの規定では、125~175ppm以外にも
軟化したものや蒸留したものは不可とあって
それは、カッピングが
よいものもそうでないものも明るみにするもので
ある特徴をもった銘柄が
偏って評価されないようにとか
また、世界標準の規定値にする必要があるから
だと思うのですが、
日本の方に向けてのコーヒー豆ですから、
目的に照らして、
浄軟水器の水を使用するということで
暫定的ですが、やっていきます。
一定のことをしばらくやっていかなければ、
それがふさわしいのかそうでないのかもわかりませんしね・・
コーヒー豆の挽き方についてですが
これは、明日。




