2016年1月から、
小売販売のコーヒー豆メニューを
リニューアルする予定で、
新メニュー表をつくっています。
ご購入の際に、
そのメニュー表を見れば、
感覚的にチョイスできて、
自分の定番が決まり
また、好みだろう範囲、ストライクゾーンもわかり、
定番以外に試すべきものがわかって、
また、日常と非日常があって
「いつもの」と「特別なとき」の利用目的をも満たして・・
といった、
コーヒー探しの羅針盤になり
コーヒーマップとして使える
そんな新メニュー表をつくっています。
さて、コーヒーはいま、
ワインに肩を並べようと、
その香味を
いろいろなものに、たとえるのが盛んです。
自然のもの、加工されたもの、を引き合いにして
「~のような」と、コーヒー以外のものでたとえます。
花のような、だったり、
フルーツのような、だったり、
という具合にです。
それだけユニークな個性を持つ銘柄が
流通するようになってきた、
ということが背景としてあるのですが、
そのユニークな個性は、
そのように実感するために、基準が必要です。
花のような、などと例えた、それらは
全てコーヒーで、たとえられたニュアンスは、
割とはっきりしているものもありますが、
そのほとんどが繊細なもので
その繊細なものを
フルーティだと、または、フローラルだと、
またはナッティだと、キャラメルのようだと
そのように感覚できるためには
それと比較して
実感できる基準のようなコーヒーが
どうしても必要になってきます。
基準。そこからの距離。
どんなことでも、基準からの距離が、その特徴です。
この新メニュー表では
そうした仕事をする
全てのコーヒーの基準になる商品をつくり、
中心にすえます。
それが、こちら。
(仮デザイン)
「M I L D」。
様々な銘柄の
各々の個性が発揮されるための
基準となって、
現在位置を教えてくれる
「M I L D 」という名のブレンドコーヒーが
新メニューの核となる予定です。
