ここまでの物語は、
僕が持っている問題意識を
ストーリーにしてみたものです。
「持続可能性」が最重要項目にいたった理由
そのための「何か」を仕事にしていこうとした理由
読み取っていただければ幸いです。
この物語は、
経済活動を否定しているお話ではありません。
それはなくてはならないし、
健全な競争もなくてはならないものです。
行き過ぎた活動を、
環境と折り合いをつけながら、
どう調整していけばいいのか、という・・・
そういうお話です。
そして、それは
コーヒーも無関係ではなく・・
これほどのグローバルなモノですので、
地球規模的な問題は
そのまま重なり合って
同じ問題を共有しています。
環境問題、南北問題、食料問題
そのすべてを「持続可能性の問題」という言葉で
言い換えても、たぶん間違いではないと思います。
「批評家ではなく行動家であれ」
では、この問題意識を、物語で語って批評するだけで
何をしたというのでしょう。
何の役割も果たせていないと思いました。
でも、具体的に何ができるのでしょうか。
物語でつづった問題意識、
そして、その後の思索から・・
こうした経緯で考えるにいたった
まずできることとしてのプロジェクトが
「サスティナブルのためのサイクルをつくる」
というビジョンだったのです。